Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


日々感じたことを書いています。
なんとなく、徒然草。

モンスターハンター  騎士の証明~34

【砂塵の攻防】

 ディアブロスは漆黒の身体を前のめりにし、さかんにうなってこちらを牽制(けんせい)していた。
 ボルトは腰を落としていつでも駆け出せるようにしながら、じりじりと盾が落ちている方へ進む。その間、決して相手から目をそらさない。その瞬間が隙につながるからだ。
 ディアブロスが苛立たしげに...

>> 続きを読む


モンスターハンター  騎士の証明~33

【強者の連鎖】

「ずいぶん移動してやがるな……」
 洞窟の外に出たボルトは、動物がするように顔を上向けて臭いをかいだ。風に乗るかすかなツンとした臭いは、先ほどティガレックスにマーキングしたペイントボールのものだ。
 臭いの方角は北と判別できた。ボルトは一瞬空をあおぎ、急...

>> 続きを読む


超訳ポエム~カフェオレ•Boil over

おまえにまかせたのが間違いだった

ふきげんにそう言ったら、ばつの悪そうな顔して黙ってたね

ふきこぼして中身が半分減ったカフェオレ
トイレから戻った俺はがくぜんとする

ああ、俺が悪かった
おまえのそそうの後始末をしながら俺はにがくわらう

おまえがすぐに熱くなりすぎるやつだって知っていたのに
つ...

>> 続きを読む


運動会の思い出なんてものは

運動が苦手だったので、運動と名のつく全般が苦悩と悲しみの連続だった。

とくに、小学校のころはなぜかクラス全員でおゆうぎをやらされる。
もうあれがいやで、おどりを皆の前でおどるのがものすごく恥ずかしかった。
あれのために、ポンポンをビニールテープ割いて作らされたり、紙の花束作らされたり、授業が終わっ...

>> 続きを読む


モンスターハンター  騎士の証明~32

【水面下の戦い・2】

「さて、何を言い出すかと思えば。何を根拠に不遜な発言をするのかね?」
 あくまでしらを切るつもりだ。ジルはますます激昂して、宰相に言いつのった。
「国を守るべきあなた方が、民の意識を疑惑から逸らし、国家の威信を見せつけるためだけに、凶暴なモンスターを我々に狩らせたのは、民の服...

>> 続きを読む





月別アーカイブ

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.