モンスターハンター 騎士の証明~42
- カテゴリ: 自作小説
- 2012/11/27 16:36:00
【邪悪な顎】
「みな、城へ急げ! だが慌てず、前の者を押しのけるようなことはするな。歩ける者は、歩けぬ者を助けてやってくれ!」
王城へ列を作って歩む市民を励まし続けながら、ジルは馬上で閉ざされた街門を振り返った。今も勇敢な赤い騎士は、たったひとりで強大なモンスターと対峙しているのだ。
しかし民...
日々感じたことを書いています。
なんとなく、徒然草。
【邪悪な顎】
「みな、城へ急げ! だが慌てず、前の者を押しのけるようなことはするな。歩ける者は、歩けぬ者を助けてやってくれ!」
王城へ列を作って歩む市民を励まし続けながら、ジルは馬上で閉ざされた街門を振り返った。今も勇敢な赤い騎士は、たったひとりで強大なモンスターと対峙しているのだ。
しかし民...
【恐王、再臨】
深夜の城下町は、とまどう市民と兵士達で混乱のるつぼと化していた。
十年前の悲劇を知る大人達は、現れたモンスターをひと目見ようとする子供や若者達を怒鳴りつけ、襟首を捕まえて引きずり戻す。家の中に閉じこもって出てこない者、家族ぐるみでどこかへ逃げようとしたがどこへ行ってよいのかわか...
【運命は繰り返す】 ロジャーはベッドに腰かけたまま壁に背を預け、腕組みをして、目を閉じていた。
眠っているのではない。頭の中ではめまぐるしく思考が巡っている。
(これからどうするべきか……)
ギルドの体面を考えて、あえて敵方に捕まったのは軽率だったろうか。このまま状況...
【静かなる狂気】
ガレンが語り終えると、また、沈黙が降りた。しばらくは誰も口を開かなかった。
どちらが間違っていたわけでもない。ただ、お互いの正義を信じた結果、どちらも報われることがなかった。
そんな悲しい出来事があったとは知らず、ブルースは視線を落とした。
「ロジャー隊長はもしかして、それ...
色と色を合わせて、3つもしくは4つで返せる部分の色を一致させれば、わりと簡単にクリアできます。
そのためには、順番に色をずらしていかないとならない。
法則さえわかれば楽なんだろうけど、作業みたいになってくるな~。
あまり爽快感がないゲームですね^^;
積極的にはやりたくないかもなぁ。