どうして家庭のカテゴリなのに、夢のお題なんだろう?
お題ですが、夢でときどきニコタのみなさんが出てくることがあります。
ああ、この女性は~~さんですね、というような。
顔ははっきりしません。後ろ姿だけだったりします。
仮に見ても覚えてないです。でも意識で誰々さんだとわかるという。
ニコ友さん...
日々感じたことを書いています。
なんとなく、徒然草。
どうして家庭のカテゴリなのに、夢のお題なんだろう?
お題ですが、夢でときどきニコタのみなさんが出てくることがあります。
ああ、この女性は~~さんですね、というような。
顔ははっきりしません。後ろ姿だけだったりします。
仮に見ても覚えてないです。でも意識で誰々さんだとわかるという。
ニコ友さん...
【双璧のかけら】
ひとりと一匹の姿が完全に消えたあと、岩陰から黒い騎士姿が姿を現した。ボルトだった。
顔色は悪い。手にした双眼鏡を腰のポーチにしまい、浅い吐息をついた。
狩猟対象となるモンスター群が、あれほど強かったことは完全な誤算だった。急な事情での依頼であるが、事前調査をせずに通りすがり...
【分かたれた双璧・承前】
「危ないんはユッカも同じやろ? ウチの援護だけで、どんだけ弾つこてることか。しかもあんだけの敵や。な、あんただけが気にする必要ないって」
「でも……!」
ユッカは顔を上げなかった。ショウコを巻き込んでしまった引け目があるせいだ。ギルドを――ロ...
【分かたれた双璧】
太陽が中天に座す下、泥沼を湛える狭いサバンナで、ショウコは両手で握ったハンマー【裏常闇】を豪快に振り下ろした。
「うりゃあああ!」
対峙するのは、土砂竜ボルボロス。水辺のある乾燥地帯に棲み、大型昆虫を常食とするが、縄張り意識が大変に強く、凶暴で知られるモンスターだ。全身から分...
【忠義のゆくえ】
「……今、この船はどの辺りにいる?」
簡素な寝台に腰かけた姿で、ガレンは目の前にいる白いアイルーに話しかけた。椅子に背を預け、腕組みをして瞑目していたランマルは、うっそりとまぶたを開けた。深い青色の瞳がこちらを見つめる。
「すでにエルドラ国上空だニャ...