モンスターハンター 騎士の証明~74
- カテゴリ: 自作小説
- 2013/05/30 23:49:23
【魔窟の入り口・2】「どういうことだ?」
今度はアイが訊いた。ロジャーは、推測にすぎないけど、と前置きして話す。
「さっきも言ったように、ギルドは他人から依頼されないと動くことができない。敵はそこをうまく利用していたんだ。ギルドマスター本人からハンターへ依頼することもあるけれど、それは、都市な...
日々感じたことを書いています。
なんとなく、徒然草。
【魔窟の入り口・2】「どういうことだ?」
今度はアイが訊いた。ロジャーは、推測にすぎないけど、と前置きして話す。
「さっきも言ったように、ギルドは他人から依頼されないと動くことができない。敵はそこをうまく利用していたんだ。ギルドマスター本人からハンターへ依頼することもあるけれど、それは、都市な...
【魔窟の入り口】
「よし、行こうぜ! ここに密猟の犯人がたむろってるんだろ? 俺がごっそり捕まえてやるぜ!」
腕まくりする仕草を見せ、ボルトが張り切って城の門をくぐろうとしたときである。
「待つニャ」
固い声でランマルが止めた。いつにない緊張した声に、全員が振り向く。
「どうしたの、ランマル?...
このお題、前も出てませんでしたか?
蒼雪が学校でやってしまった大失敗といえば、
小学校1~2年ころの時授業中で
まんが日本むかしばなしのオープニングテーマ曲を鼻歌で無意識に歌っていた
ことです。
これ前にも書いたので、興味のある方は蒼雪ブログを探してみてください。
たぶん、これがトラウ...
尊敬する人物を一人に絞ることはできません。
毎日を懸命に生きる名もなき人すべてです…!と真剣に語ってこのお題は終わろうかと思っていましたが。
つい先日、手塚治虫の「ブッダ」に引き続き、蒼雪にまた神が降臨しました。
その名も美内すずえ。
ガラスの仮面、本当に傑作です。まだ途中までし...
【死の立ち上る場所】
「……言っとくけど」
笑いを消し、アイはじろりとボルト達をにらんだ。
「俺はあんたらと馴れ合うつもりはねーから。ほとほとギルドのやり方には愛想が尽きてんだ。竜人族のリーダーは人間より賢いっていうが、合理的に考えすぎるきらいがある。そのせいで人間が...