Nicotto Town ニコッとタウン

スマホ版あります♪



ゴキブン

カエル少年 (7)

 僕は息を切らしながら神社の前にいました。
両手を足の腿に当て前屈みの姿勢で下を向いて、口を大きく開け犬のような息をしていました。
神社の石畳に今にも倒れてしまいそうでしたがなんとか堪えていました。
どれほどの時間が過ぎたのか、僕はやっと顔を上げて真っ直ぐ立てるようになりました。
そして真っ白だった...

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カエル少年 (6)

 真夏の早朝、木々から聞こえて来るのは耳を劈きそうな蝉の鳴き声で、その音の量といい大きさといい、マジな鳴き声の叫びはこの世の果てまで届きそうに思えるのでした。
蛙神社の階段を登る僕もセミになってみました。
けれどセミの種類はアブラゼミでなくニイニイゼミです。
「ミンミンミィー、ミンミンミィー」
僕の...

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カエル少年 (5)

 僕は翌朝、父より早く目を覚ましました。
父と神主さんは夜遅くまで話していたのか、二人ともガーガーとイビキをかいてまだ寝ているのでした。
僕は朝の散歩に問題の蛙神社に行ってみることにしました。
僕が部屋を出て宿の玄関まで行くと宿のご主人の自治会長さんが掃除をされていて僕に声をかけてくれました。

「...

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黒色金魚

キンギョ(黒)で一位になっているとは思いもしなかった。
ハクレンの三位が四位に転落、そればかり気になっていた。
最終的にはハクレンは五位だが、そんなことを吹き飛ばす出来事。
黒色金魚ちゃん、ありがとう

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カエル少年 (4)

 日本はその日、僕達がこはる温泉に着いた日です。
強力な太平洋高気圧に覆われ各地で観測史上最高となる気温を記録していました。
そんな暑い日にわざわざ温泉に入るなんて、大人の考えは間違ってると僕は思いましたが父は温泉に入れると喜んでいるみたいでした。
温泉から上がり冷いビールを飲むことを父は夢みていた...

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