モンスターハンター 騎士の証明~90
- カテゴリ: 自作小説
- 2013/08/09 12:19:40
【遺して往く、想いは・3】
「どうかちたんでしゅか?」
談話室の入り口で、ひょこっと小さな顔がのぞいた。ボルトはぎょっとして、慌ててごつい顔に笑みをつくる。
「ア、アンデルセン! なんでもないのよ、へーきへーき。……おら、ブルース、出るぞ!」
さすがにアンデルセンに...
日々感じたことを書いています。
なんとなく、徒然草。
【遺して往く、想いは・3】
「どうかちたんでしゅか?」
談話室の入り口で、ひょこっと小さな顔がのぞいた。ボルトはぎょっとして、慌ててごつい顔に笑みをつくる。
「ア、アンデルセン! なんでもないのよ、へーきへーき。……おら、ブルース、出るぞ!」
さすがにアンデルセンに...
家で取っている地元の新聞には、地元の人が思ったことを書いて投稿する欄がある。
今はネットで掲示板があったり、こうしてブログ公開して自分の意見を言ったりできるけれど、そういうのがなかった昔の人にとって、新聞の投稿欄というのはこれらと同じ役目をしていたわけ。
もちろん今でもその機能は果たしており、ネ...
【遺して往く、想いは・2】
「アンデルセン、おいちいかい?」
「あい!」
窓から入ってくる日差しは、砂漠の地とは思えぬほど柔らかい。患者がリラックスできるように、観葉植物の配置まであらゆる配慮がなされているそこは、ハンターズギルドが運営する医療施設だった。
その談話室で、大男と愛らしい白いアイ...
「風立ちぬ」が、見たいんだけども…街の映画館じゃやってない^^;
隣町までいかないとならないので移動が大変であるし、何より、蒼雪は弱点がある。
映画館で見ると、ストーリーが頭に入ってこないのだ。
映画館という特殊な状況下にあるためか興奮しているらしく、ただ目に映し耳からセリフは通...