モンスターハンター 騎士の証明~114
- カテゴリ: 自作小説
- 2013/12/31 02:46:44
【万事休す】
アルバトリオンは強く羽ばたくと、全身に雷光をみなぎらせて滑空してきた。もう幾度となく見たパターンだ。それでも決して恐れが消えることはない。まともに当たれば、確実に命を失うのだ。
(何か方法はないのか?! あれの動きを止める、何かは?)
懸命に避けながら、ロジャーは周囲を見渡す。頻...
日々感じたことを書いています。
なんとなく、徒然草。
【万事休す】
アルバトリオンは強く羽ばたくと、全身に雷光をみなぎらせて滑空してきた。もう幾度となく見たパターンだ。それでも決して恐れが消えることはない。まともに当たれば、確実に命を失うのだ。
(何か方法はないのか?! あれの動きを止める、何かは?)
懸命に避けながら、ロジャーは周囲を見渡す。頻...
【双刃は翼となりて】
元ガル国王が崩御する、数十分前に時間はさかのぼる。
煌黒龍が空中から氷塊をまき散らした時間は、およそ数分あまり。
だが、必死に逃げ惑っていたロジャー達にとっては、永遠にも等しい長さであった。
ひとしきり氷柱を生み出すと、煌黒龍アルバトリオンは3人から離れた場所へ悠然と...
ひきつづき、人生をたのしむ。
これが来年の蒼雪の抱負になります。
さっき招き猫おみくじを引いてみたら、中吉で「才能が開花するかもニャ」と出ました(笑)
才能っていまさら、何の開花だろう?
もしや、餃子屋開店とかw
蒼雪の餃子は、とりあえず家族には評判が良いです。
売れるとまで言われます。
...
【暴君の最後】
「あ……」
少女は、自分がしたことを信じられないでいるようだった。しなやかな細い五指を可憐な口元に当て、わななきながら床を這う王を見つめる。
「ミハル! 無礼であるぞ! 陛下に向かってなんということを――!」
「も……申し訳...
蒼雪はクリスマスに、ちゃんとしたケーキ屋さんのクリスマスケーキを食べたことが…たぶん一回もありません。
地元のパン工場が作ったケーキなら、幾度となく食べたことがありますが。
ケーキ屋に予約するのって、結構勇気が要る。
恥ずかしいとかじゃなく、金銭的な問題で。
一個3000~500...