ニコともだち・ニコ知り合いのみなさま、 いつも巡回やブログコメをくださいましてありがとうございます。 なかなかお返しやお礼にいけずすみません。 また、私の体調を気にかけてくださり、大変恐縮です>< かねてより子宮筋腫の治療のため、 リュープリンというお薬を打って手術の...
ニコともだち・ニコ知り合いのみなさま、 いつも巡回やブログコメをくださいましてありがとうございます。 なかなかお返しやお礼にいけずすみません。 また、私の体調を気にかけてくださり、大変恐縮です>< かねてより子宮筋腫の治療のため、 リュープリンというお薬を打って手術の...
僕の肌はざわつき、粟立ちました。 灰色の導師の胸には深く白い手が埋まっているのに、一滴の血も流れてこないのです。 美しい人の銀の髪がざわりと揺れ。一瞬、紫紺の瞳に苦痛が浮かぶや、胸に埋まった手がするりと出されました。その手の上には、丸い小さな珠が乗っていました。 真珠のように光沢のある...
「なれます。あなたの奴隷に」 迷うことなく僕が答えたとたん。 銀の髪の人はまるであざけるように声をあげて笑いました。 「そんなに簡単にうなずいてしまっていいのか? 奴隷の意味も解らずに?」 「たとえ手足をよこせといわれても、生贄になれといわれても、」 僕はきっぱり答えま...
翌日僕はフィリアの寝台を解体して、導師がくれた図面とにらめっこしながら再修理に挑みました。 大工道具を使うのもなんとか慣れてきて。 「いびつだけど、足の高さは揃ってるわね」 その日の夕刻にはフィリアが渋々納得してくれる出来栄えになりました。 しかし兄弟子さまは相変わらず工房に入り浸り。...
青く澄み渡る快晴の空と白い木立が広がる雪景色の森。 幹が半分吹き飛んだ巨木の洞からきらめく冬景色が見えています。 洞の中では少女の声が響いています。 「そこ! 曲がってるわよ」 「はい!」 「もっと右」 「はい!」 「そこでとめて」 「はいっ!」 僕は今、懸命にトンカチを叩い...