アスパシオンの弟子38 変化(へんげ 後編)
- カテゴリ: 自作小説
- 2015/03/27 21:11:52
「ぐあっ!」「ぐふっ!」「ぐほっ……」 目にも留まらぬ速さで、覆面男の間を飛び跳ねる僕。 きりきりと高速回転する我が身。敵にめりこむ後ろ足。 ボキ、とかバキ、とか響き渡る鈍い音。 敵は次々と、血反吐を吐いて吹き飛んでいきます。 「この…&he...
「ぐあっ!」「ぐふっ!」「ぐほっ……」 目にも留まらぬ速さで、覆面男の間を飛び跳ねる僕。 きりきりと高速回転する我が身。敵にめりこむ後ろ足。 ボキ、とかバキ、とか響き渡る鈍い音。 敵は次々と、血反吐を吐いて吹き飛んでいきます。 「この…&he...
ダゴ馬は、とてもがたいの大きな馬。 胸筋も足の筋肉ももりもり盛り上がっていて、一見すると牛とみまがうばかり。 どちらかといえば力仕事向きで、速さは期待できません。 でも人気の多い大通りに出られれば、韻律を使う敵とて、見境なく街の人々を危険に晒すような真似はしないはず。 僕はフィリ...
その馬車は地上の、大樹の枝がしだれる路地で僕らを待っていました。 ダゴ馬という、牛のような野太い生き物を四頭繋いだ黒塗りの馬車。 車体には、王家のものらしき赤い飛竜の紋章。 楽師が「通勤路」と呼ぶ、劇場裏の細い螺旋階段を何百段と昇ってきたので、楽師とフィリアはふうふう肩で息をしていました。 ...
「ちょっと待て! なにす……うああああ!?」 群がるかわいい女の子たち。身包み剥がされる僕。 あられもない格好にされるなんて。ま、まさかこれはいわゆる……て、貞操の危機?! まずい、オリハルコンの布をかぶってなきゃいけないのに! ...
「ミラクリエ」というマンガや小説の投稿サイトがあるのですが、そこで「カシ・キャラ」というキャラクターコンテストをやっておりまして、本日その男性キャラクター部門の発表がありました。
ためしにキャラクターをひとり投稿していたのですが、なんとこのたび優秀賞をいただきました。びっくりです@@
○投稿し...