自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・52
- カテゴリ: 自作小説
- 2015/09/22 21:57:11
心に何とも言えないひっかき傷を残され、3人がとぼとぼと帰り道を探していると、娘の悲鳴が聞こえてきた。ぼんやりしていた気持ちが、一気に戦闘のそれに切り替わる。
「――やめてください! 私、おじいちゃんの所に帰らなきゃ……放してっ!」
とまどう声に、若い男二人の何かを誘う...
日々感じたことを書いています。
なんとなく、徒然草。
心に何とも言えないひっかき傷を残され、3人がとぼとぼと帰り道を探していると、娘の悲鳴が聞こえてきた。ぼんやりしていた気持ちが、一気に戦闘のそれに切り替わる。
「――やめてください! 私、おじいちゃんの所に帰らなきゃ……放してっ!」
とまどう声に、若い男二人の何かを誘う...
「おっと」
「あっ、ごめんなさい」
はしゃぎすぎて気づくのが遅れ、ルナは誰かと肩がぶつかった。軽く頭を下げかけたが、相手はルナを見てにんまりする。筋肉ではちきれそうな青い横縞の半袖シャツに革のズボン。どうやら船の乗組員のようだ。ひどく酔っていた。
「かわいい姉ちゃんじゃねえか。どうだい、俺と一杯?...
【機港都市ルプガナ】
ドラゴンの角北の塔から、いったん北上し、東へ。ロラン達はついにルプガナの町へ到着した。
「ここがルプガナか……。こんなに大きな町だったのか」
「ねえねえ、見たことのない設備があるよ!」
町の入り口にたどり着いた時は日も西に傾いていたが、町は多く...
こういうネタを、機会があれば書こうと思ってました。
ありますとも、やってみたい贅沢。
今すぐ私に1000万円くれれば、ドラゴンクエストモンスターパレードで、おやぶんの洞窟にしもふりにくを10個ずつ投げ、強敵SPで出てくるモンスタースカウトにもしもふりにくを投げまくり、欲しいモンスターが出るまで粘...
なるべく荷物は軽くしようと、ルプガナに行くまでの食料や備品を吟味した。ルナも、愛用していた鍋をここに置いていくことに決めた。
「大事に使ってちょうだいね」
泣く泣く、鍋やおたまを塔のすみに置く。数羽の海鳥が、珍しそうに見ていた。いずれ水飲み場として使ってくれるだろう。
重量で一番困るのは装備だ...