Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


日々感じたことを書いています。
なんとなく、徒然草。

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・48

 次々に襲ってくる魔物を蹴散らして7階まで来ると、吹き抜けは終わった。周囲を胸の高さまでの壁が覆っていて、展望台のようになっていた。眺めは素晴らしく、地平線と空の境目まで見渡せる。人が往来していたころは、観光でここにのぼる旅人も多くいたのかもしれない。
 頂上の床のあちこちに鳥の巣がいくつもあり、海...

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自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・47

【風と勇気とマントと】

  大砂漠のオアシスから北上したロラン達は、緩やかに弧を描く半島の先までたどり着いていた。西に青く霞むのは、目指すアレフガルド大陸だ。
「これがドラゴンの角か……」
 ロランは目の前に立つ高い塔を見上げた。青空に、蔦を所々からませた石組みの美しい...

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こうなることは前から決まっていた

デモで阻止できた法案はない。

本当に自分達に有利な政治をしてほしいなら、選挙に行け。

前回の総選挙が、この状況を阻止できる唯一のチャンスだったのに、国民はそれを逃した。

次の総選挙でも同じような結果を招くなら、日本国民全員が本当に掛け値なしのバカだってことだ。地方の知事選とかでもそれは同じこと...

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自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・46

 遠く離れた所でせっせと洗濯板に泡を立てながら、ルナはロランとランドがはしゃぐ姿を見ていた。
 あんなに笑っている二人を見るのは、小さいころ以来だ。お互いにふざけ合って、片方が背中から組み付いて水に押し倒せば、片方が腰に突進して抱きつき、水中に突き落とす。それでまた二人して水面に顔を出し、笑い合って...

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自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・45

 砂漠に入ると、一気に気温が上昇した。靴の裏からも熱気が伝わってくる。土や草がないだけで、こうも変わるのかと思った。
 ロランとランドは肌に直接鎖かたびらを着こんでいたため、金属が熱気で加熱されて大変なことになり、慌てて服の上に着直さなければならなかった。
 しかし、それはそれで鎧が日光にさらされる...

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