Nicotto Town



今年もお世話になりました。


いつも小説を読んで下さったり伝言を下さったり、ありがとうございます。
忙しくてなかなか訪問できずごめんなさい><
今年もみなさまにいろんな形でお世話になりました。
本当にありがとうございました。
二十九日から一週間ほど帰省するため、ツイッターやこちらの方にほとんどこれなくなります。
来年三日あたり...

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自作12月/ カメラ ハリの幻像屋(後編)

 騎士たちはすばやく動いた。上部屋で眠る騎士団長を起こして連れてきて。 「眠い。眠いというに。春眠暁を覚えずだぞう」  完全にねぼけている団長をむりやり白幕の前に立たせ。 「笑ってくださーい。はい、ちーず!」  ちょびヒゲの紳士に幻像を撮らせた。  はたして銀の板に移っていたものは――。 「見せろ」...

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自作12月/ カメラ ハリの幻像屋(前編)

「ほうう、大変だったなぁ。それでこうして、はるばる騎士団営舎に戻ってきたわけか」  黒檀の卓がある書斎で、ほじほじと鼻をほじりながらのんびり相槌を打ついかつい男。銀枝騎士団の騎士団長を、赤毛の青年はぎん、と睨みつける。 「はい。こちらはちょうど雪が解け始めたところなんですね」 「狼団がいなくなって、...

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アスパシオンの弟子77 逃亡(後編)

 ポチの線路をひた走った俺は、ようやくのこと地上へ出た。 先行させたアフマルたちとは完全にはぐれてしまったが、たぶん妖精たちを通じて居所がわかるだろう。 ポチの地上駅にたどり着いた俺とトルは、ポチ2号に回収された。エティアに置いてきたポチ2号は、非常事態で覚醒した妖精たちによってメキドに運ばれ、エテ...

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アスパシオンの弟子77 逃亡(中編)

「な……? え?! その宝石って……!!」  小さな王子は、両手にもった二つの真っ赤な宝石をかかげながら呪文のようなものを唱えた。「My magistriMe placere viriumAdiuva me placere!」  それはまごう...

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