Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


(お願い:この作品はポプラ社小説大賞応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦ください。☆一部名称等ニフティに帰属する部分は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)

愛しの彼女は薔薇星人(3)

「いたーーーい!」

桶が頭コチンでタンコブくらくら。

「この!エッチ!スカタン!スケベ野郎!」

「えっ!えっ!スケベ野郎!スケベ野郎ってあるか・・・。ここ俺の家だし・・・。」

「なんで俺のお風呂に入ってる?鍵が掛かってるのにどっから入った?」

「薔薇よ。薔薇。」

「えっ・・・。」

「あ...

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愛しの彼女は薔薇星人(2)

晃は自宅に帰って来ると、持ち帰った花を鉢に移そうとした。

「えーと。伊集院作の鉢はどこだっけ?」

その鉢は晃が東京第一美術大学を卒業した時に、記念に購入したお気に入りの鉢だった。その後、晃は自力で星造形産業☆スタークリエイトを興し27歳でここまで会社を大きくした。

「あった。あった。」

晃は...

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愛しの彼女は薔薇星人(1)

空から眩しい太陽の光が無数の糸を引くように降りそそいで見える。

光の渦に映し出された草花が輝く草原の中に色を添えている。

ここは長野県にある美ヶ原(うつくしがはら)。

美ヶ原は、八ヶ岳中信高原国定公園北西部にあり、長野県松本市、上田市、小県郡長和町にまたがる高原で日本百名山のひとつである。

...

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巨神ガンマーワン(8)

メガインセクト101号の体当たりを受け横倒しになった巨神ガンマーワンが立ち上がった。

「グワオーーーン!!!」

巨神ガンマーワンは両手を上に上げ勇気を奮い立たせるように咆哮した。

メガインセクト101号の足の引っ込んだ所からカッターの刃の様なものが出て来た。そして、それが回転し出した。

メガ...

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巨神ガンマーワン(7)

猛は真鈴を自分の後ろに隠すように手を引っ張った。真鈴は猛の後ろで猛の暖かさを感じた。

サイバーキラー493号が両手を下に振ると。手がナイフの様な凶器に物質化した。

「イクゾ!」

サイバーキラー493号が高速で猛と真鈴をめがけて走って来た。そして猛にナイフの手の攻撃を繰り出した。

サッ、サッ、...

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