自作7月 天の河 「門出」2/2
- カテゴリ: 自作小説
- 2018/07/31 23:46:24
「ほうほう。岩窟の寺院出身の者をご存じかね?」「はい。約一名だけですけれど。アスパシオン、という名の人を」「……ぐへぶ!」 えっ?! だらだら兄弟子がいきなり噴いた? やだちょっと、背中にしぶきがかかったわよ?「おお……! わしのハヤトを知って...
「ほうほう。岩窟の寺院出身の者をご存じかね?」「はい。約一名だけですけれど。アスパシオン、という名の人を」「……ぐへぶ!」 えっ?! だらだら兄弟子がいきなり噴いた? やだちょっと、背中にしぶきがかかったわよ?「おお……! わしのハヤトを知って...
マブシイ…… ココハ、ドコ? マッシロ ヌクヌク キラキラ
マッシロ ヌクヌク キラキラ……
ここはなに? なんてふわふわ……雲の上にいるようね。 どうしてこんなところにいるのかしら。
きゃっ!...
ふねふね~やかたぶね~ふねふね~♪
愛い島や~嵐吹くとも寒からじ、フジにまさる島を見ましませ笠を忘れた丘の上 甘し茶屋に駆け込めば空が泣き出し思い出す あれが船かや沖漕ぐ船は船でも遣らいで唄でやる♪
船に乗せてよと桟橋にきたらなにそのカッコと船の窓から顔出して、エリックがびっくり仰天だからボクは船に...
近日中に「アスパシオンの弟子」を非公開にします。こちらに書いて「なろう」に清書という形で連載してたので、そろそろこちらの初稿形態のは公開やめてもいいかなと思いました。
読みたいという奇特な方はいらっしゃらないと思いますがいちおうなろうのURLを貼り付けておきます。
アスパシオンは別の連載作品がち...
****************************** 死んだ人は家に宿る氏神になって、家族を守ってくれるという。 ならば娘の母親は家のどこかにいるはずなのに、まったく影もかたちもない。氏神さまを祀る棚にはそんなそぶりはまったくないし、どこの部屋にも庭にも畑にも、出てこない。 母親のいまわのき...