母が私を身ごもった時、必死に嫌いな牛乳を飲んでくれたお蔭か、私は、骨太の(体はとても小さかったけれど)頑丈な身体つきで、骨折することなど、思いもしませんでした。けれど、寄る年波(そこまで行ってない・(笑))には勝てなかったのか、ポキっと、左足のかかとに近い甲の部分の骨が剥離骨折しました。医師が思わ...
少しずつ再開していきたい、です。できるかな・・・
母が私を身ごもった時、必死に嫌いな牛乳を飲んでくれたお蔭か、私は、骨太の(体はとても小さかったけれど)頑丈な身体つきで、骨折することなど、思いもしませんでした。けれど、寄る年波(そこまで行ってない・(笑))には勝てなかったのか、ポキっと、左足のかかとに近い甲の部分の骨が剥離骨折しました。医師が思わ...
(続き)
私はできるだけ、朝起きて、食事を取って、洗濯をして、という普通の生活をするように努めた。 自堕落な生活を、翔と送ることは嫌だと思ったから。 その日も、翔と2人で作った炊き込みご飯を食べて、うとうとしかけた翔をソファーに連れてゆき、膝枕で寝かせていた。 ...
Ⅵ
その夜、私たちは初めて身体を重ねた。 玄関ドアが閉まるのも惜しいように、翔が私の唇を奪う。外で逢っていた時にはできなかった、深い深いお互いを貪るようなキス。そのまま、私の腰を右腕で支えながら翔は奥へと進んでゆき、リビングのソファーに私は押し倒された。 翔...
V-1の続き
翔は再び、私を抱きしめた。 「ボクね、魂を得て体という器をもらった時、カミさまから聞かれたんだ。何を望む?って。人として、何を望んで生きていくのかってね」 翔は、何を話しているんだろう。たましい? うつわ? かみさまって? 「ボクは、こう望んだんだ。...
Ⅴ
2月に入ると、翔からのLINEが一気に増えた。 1月末くらいから受験日などで、休みの日が多いのだそうだ。そういえばそうだったな、と私の方は懐かしく感じていた。翔からのメッセージは、暇だよお、とか、逢いたいよとか、そんな言葉がたくさん送られてくる。 翔はす...