5月の終わりによせて2
- カテゴリ: 小説/詩
- 2026/05/30 21:53:20
青い光のなかを かすかに揺れて
風が僕の窓を たたきにくる
それはもう あの爽やかな5月ではなく
すこし重い 緑の匂いを帯びながら忘れてしまった歌を ひとつずつ
梢(こずえ)の葉が ひそやかに囁きあう
僕たちの過ごした いくつかの昼下がり
あれはすべて まぼろしの雲だったのか光のあわいに かすむ遠い...
ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。
青い光のなかを かすかに揺れて
風が僕の窓を たたきにくる
それはもう あの爽やかな5月ではなく
すこし重い 緑の匂いを帯びながら忘れてしまった歌を ひとつずつ
梢(こずえ)の葉が ひそやかに囁きあう
僕たちの過ごした いくつかの昼下がり
あれはすべて まぼろしの雲だったのか光のあわいに かすむ遠い...
お前は自己の認知の限界を、世界の限界だと錯覚している。
その「したり顔」は、無知を隠蔽するための貧しい自己防衛の道具に過ぎない。人間が言語によって構築したシステムなど、宇宙の冷徹な沈黙の前には何の意味も持たない。お前が誇らしげに語る「人生の真理」とは、お前という極小の個体が、死の恐怖から逃れるために...
憐れみのディナータイムお前が必死に組み立てた
その安っぽい人生論を眺めている
まるで子供が泥で作った城だ
本人は最高傑作だと信じて疑わないその「したり顔」を作るために
どれだけの言葉を盗んできた?
テレビの受け売り、偉人の名言
自分の頭で考えたフリをするのが
お前の一番の才能らしいすべてを知ったよう...
安いバーボンの琥珀色に
お前の薄っぺらい哲学が透けて見える
酸いも甘いも噛み分けたような
その「したり顔」が、ひどく滑稽だ教科書通りの絶望と
誰かから借りてきた傷跡を
勲章のように胸に飾り立てて
お前は一体、何と戦っているつもりだ夜の深さを知る者は
多くを語らず、ただ煙を吐き出す
お前が語る人生のル...
風は ひそやかに 光をたたんでいる
あんなに眩しかつたみどりの梢に
いまは しづかな翳(かげ)がより添ひ
ひとつの季節が その幕を閉じようとしている僕のてのひらに残された あたたかな記憶
おまへの髪を揺らした あの日のはじまりの風は
いつしか 遠い物語のやうに
かすかなざわめきとなって 消え去ってゆ...