Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

5月の終わりによせて2

青い光のなかを かすかに揺れて
風が僕の窓を たたきにくる
それはもう あの爽やかな5月ではなく
すこし重い 緑の匂いを帯びながら忘れてしまった歌を ひとつずつ
梢(こずえ)の葉が ひそやかに囁きあう
僕たちの過ごした いくつかの昼下がり
あれはすべて まぼろしの雲だったのか光のあわいに かすむ遠い...

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人生したり顔3

お前は自己の認知の限界を、世界の限界だと錯覚している。
その「したり顔」は、無知を隠蔽するための貧しい自己防衛の道具に過ぎない。人間が言語によって構築したシステムなど、宇宙の冷徹な沈黙の前には何の意味も持たない。お前が誇らしげに語る「人生の真理」とは、お前という極小の個体が、死の恐怖から逃れるために...

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人生したり顔2

憐れみのディナータイムお前が必死に組み立てた
その安っぽい人生論を眺めている
まるで子供が泥で作った城だ
本人は最高傑作だと信じて疑わないその「したり顔」を作るために
どれだけの言葉を盗んできた?
テレビの受け売り、偉人の名言
自分の頭で考えたフリをするのが
お前の一番の才能らしいすべてを知ったよう...

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人生したり顔 モノローグ

安いバーボンの琥珀色に
お前の薄っぺらい哲学が透けて見える
酸いも甘いも噛み分けたような
その「したり顔」が、ひどく滑稽だ教科書通りの絶望と
誰かから借りてきた傷跡を
勲章のように胸に飾り立てて
お前は一体、何と戦っているつもりだ夜の深さを知る者は
多くを語らず、ただ煙を吐き出す
お前が語る人生のル...

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5月の終わりによせて

風は ひそやかに 光をたたんでいる
あんなに眩しかつたみどりの梢に
いまは しづかな翳(かげ)がより添ひ
ひとつの季節が その幕を閉じようとしている僕のてのひらに残された あたたかな記憶
おまへの髪を揺らした あの日のはじまりの風は
いつしか 遠い物語のやうに
かすかなざわめきとなって 消え去ってゆ...

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