Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

白浜の追憶

序文(まえがき)ひとつの旅のやうに、私の心のなかの風景はうつろひ、そしてここに小さな手帳となって留まる。はじめに白浜のひるすぎの、あのあかるい光のなかにたたずんでゐた一羽の海鳥が、私のなかの孤独の形であつた。それはやがて、だれもゐない夜の渚にそそぐつめたい月光となり、私のすべてであつたあの人への、か...

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漂泊の魂 2

見上げるほどに
まぶしき夏の青空よ
我が心の暗さを憐(あわ)れむごとくに雲ひとつなき
大空の青さに耐えかねて
黒き己の影ばかり見つめおるこれほどに
世界は明るく輝くに
影を引きずる私一人かなどこまでも高き
真夏の空を仰ぎては
我が孤独の深さに涙こぼるる青空が
あまりにきれいに晴れわたるゆえ
地(つち...

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漂泊の魂 俳句

一人きりで 歩けば 影が 私に 寄り添う 真夏だれもいない 道の 暑さよ 影の 濃さよ孤独の 影を ひきずって 歩くしかない 夏の陽風も ない 真夏に 影と 二人きりの 寂しさ黙って 歩く 私の影も 黙っている 炎天この孤独を 照らしつける 太陽が あつい
真夏の砂に
ただ一つの影を落として
じっと...

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ひとり弾くソナチネ

ピアノの音が しづかに溢れて
誰もゐない森へ 流れてゆく
パステル画のやうな 淡い青空
窓辺のソナチネは 風に揺れる水色のガラスのむこう ひそやかに
一羽の小鳥が 拍子(リズム)をとり
僕の失つた やさしい歌を
木々の梢へと はこんでゆくおまへはあの しろい夏雲のなかで
鍵盤のはねる音を 聴いてゐる...

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窓辺のパステル

パステル画のやうな 淡い青空に
大きな夏雲が ひとつ浮かんでゐる
誰もない森の しづかなまひる
窓をひらけば 風がリボンを揺らす水色のガラスのむこう ひそやかに
一羽の小鳥が 歌をうたひ
僕の失つた いくつかの言葉を
木々の梢へと はこんでゆくおまへはあの雲の しろいひだのなかに
いまもかすかに 隠...

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