Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

立秋に寄せて

青い梢をわたる風のなかに
いつからか かすかな翳(かげ)がまじり
ぼくたちのあどけないお喋りは
不意に途切れて 遠い雲をみつめるあんなに熱かった光の雫(しづく)が
今はもう 草の葉に冷たくしづまり
過ぎ去った夏の日々の記憶を
ひとり静かに 数えはじめているさよならを告げるにはまだ早く
迎えるには あ...

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立秋:God Bless the Child

1. 暦の嘘カレンダーは秋だと嘯(うそぶ)く。
だが、アスファルトはまだ燻る銃口のようだ。
午後五時の錆びた風が、
バーの重いドアを押し開ける。
「自立した子供に神は微笑む」
安物のスピーカーから、
ビリーのしゃがれた声が這い出してきた。2. 乾いた果実持てる者はさらに与えられ、
持たざる者は影さえ...

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独白:熱帯夜3

「……立てよ」背を向けた俺の言葉に、若者はコンクリートに這いつくばったまま、かすれた声を絞り出した。
「あんたに……何がわかる。俺は、もう……何も信じられない……」俺は足を止め、ゆっくりと...

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独白:熱帯夜 2

「おい、まだそんな暗がりで、消えそうな煙草を燻らせているのかい」弾けたような声が、部屋の澱んだ空気を切り裂いた。
入ってきたのは、この街には不釣り合いなほどまっすぐな目をした若者だ。
シャツの袖をまくり、額の汗を拭いもせず、そいつは俺の前に立ち塞がった。「あんたが何を諦めたのかは知らない。だけど、俺...

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独白:熱帯夜






「……ふう。 氷なんて、最初から頼まなきゃよかったな。
グラスの中で一瞬で溶けて、ただの水になっちまった。
この街の約束と同じさ。形があるのは、最初の数秒だけ。誰もあてにするな。
耳にタコができるほど、自分に言い聞かせてきたはずだろ。
なのに、どうしてまだ、ノッ...

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