Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

影の街にて

街の灯りがすり減った靴底を濡らす
誰かがルールだと叫ぶ声が聞こえるが風がかき消す
正義も悪も同じ色の泥に沈む
振り返るな
振り返ったところでそこには誰もいない
ただ苦い煙の匂いだけが現実だ
レコードの針が鳴らす擦れたノイズ
サックスの悲鳴が歪んだ空気に溶ける
勝手に語れ
俺の歩き方は俺が決める
氷の...

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泥濘と渇き

あの日、〇〇〇空が底を抜いた瞬間に、
俺という人間の半分は、泥の底へ沈んだ。生ぬるい風が吹き抜ける都会の片隅、
甘ったれた泣き言を垂れ流す輩(やから)が群れている。
「仕方がなかった」「環境が悪かった」
自己保身の安酒に酔い、自らを憐れむ軽い言葉。
その薄っぺらな硝子の群れを、俺の濁った眼が射抜く。...

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地獄の朝焼け

引いた水のあとに広がっていたのは
まるで激しい戦火に晒された、戦場の跡
引き裂かれた中央道路は 蜘蛛の巣のように地割れ
あちこちでくすぶる火災の黒煙が 天を汚していた肉片の臭いと死臭が 充満するその場所で
東の空から、光が差し始める
あの日、世界で一番残酷だった 翌日の朝焼け
それだけが、なぜか 狂...

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約束の残骸

「明日、またね」と
あの人は、いつも通りの笑顔で手を振った
それが、地獄の幕開けになるとも知らずに
次の瞬間、すべては 濁流の底へと消えたあとに残ったのは、灼熱に焼かれる肉片と
鼻腔にこびりついて離れない、あの夏の死臭
交わされるはずだった「明日」は
泥にまみれ、永遠に失われた鼓動の告発ドク、ドク、...

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閃光と濁流の記憶

あの夏、世界は一瞬で反転した
轟音とともに押し寄せた濁流が
愛すべき人の叫びも、見慣れた街並みも
すべてを容赦なく 泥の底へと呑み込んだ引いた水のあとに遺(のこ)されたのは
灼熱に炙(あぶ)られる、無残な肉片と死臭
鼻腔にこびりついた あの悪夢の匂いが
今もこの乾いた風のなかに 蘇る狂おしい鼓動ドク...

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