Nicotto Town



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自由に書いてね^^


ホームに残ったのは、僕だけだった

最近、制服のない誰かと並んで歩くことが増えた朝のホーム、笑い声が風に混ざる自由って、案外静かだでも、よく通る午後の光が床に線を描いて誰かの靴音が遠くで消える視線の端に、見覚えのある横顔片耳のイヤホン少し伸びた髪制服じゃないでも、あの子だった
一年前「早いね」と笑った声が密室の沈黙に、ふとよみがえる声...

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秒あしゃ、ホームに吹く自由

「都立の子だって」「制服、ないんだって」「なんか、空気が変わる気がする」「ちょっとだけ、世界が揺れるよね」
その子が歩いてくるたび僕らの“当たり前”が少しずつほどけていく制服のない秋自由のかたちが風に揺れていたそして——駅のホームどこでも、世界は少しず...

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秒あしゃ、秋になれない制服

秋になりきれない季節で君の制服はまだ夏のままだった半袖のまま、笑って僕の長袖を見て「早いね」と言った風は少し冷たくて校庭の影が長く伸びてチャイムの音がやけに遠く聞こえた
あの瞬間——君の髪が揺れて僕は何も言えずただ、秒あしゃされた制服は季節を選べない僕らも、言葉を選べなかった...

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午後四時、コンビニの駐車場

ファミマのレジ前、制服の高校生が笑っている。ファミチキを受け取る手が、夏の名残みたいに油っぽくて、その笑いが、なぜか遠く感じる。外はまだ暑い。でも風の粒子が、少しだけ秋を混ぜている。
レシートが舞い、蝉の声が、どこにも居場所を見つけられずに消える。「冷やし中華終了しました」という貼り紙を見て、麦茶を...

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