Nicotto Town ニコッとタウン

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経年劣化の虚構、あるいは色褪せた頁

彼の語る「人生」とは、黄ばんだ古書の目次のようだった
中身の失われた頁(ページ)を、ただ誇らしげに指し示し
積み重ねた時間の長さを、あたかも知性の証であるかのように錯覚している
だがその実、彼はただの一度も、未開の現実に直面したことなどないのだ若者の無知を憐れむような、その薄笑いの裏側で
彼はただ、...

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逃れられない夜

賢者は頭を垂れ
愚者は胸を張る
お前が閉ざしたその耳に
届く弾丸(ことば)はもうない過去の引き出しをいくら漁っても
明日の地図は見つからない
素直になれないその心が
お前自身の首を絞める夜は更けていく
お前の頑なな孤独を
置き去りにしたまま
世界は静かに、先へ進む

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錆びた硝煙

頭の固い
年老いた犬が吠えている
自分が世界の中心だと
信じて疑わない目で差し出された「素直さ」という
上等な酒の味も知らず
お前は安物のプライドで
胃袋を満たしている鏡を見てみろ
そこに映るのは
時代に置いていかれた
ただの哀れな背中だ

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硝煙とインク:あるいは言葉の真実について

魂の削られていない安全な言葉ほど、読むに堪えないものはありません。その退屈なインクの羅列に、銃口を向ける創作詩_

硝煙とインク:あるいは言葉の真実について並べられた言葉の列には
夜の冷気も、歩き疲れた靴底の響きも足りない
辞書をなぞっただけの安全な表現で
誰の心を動かすつもりだ?着飾っただけの、中...

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灰の街、終わりのブルース

錆びついたネオンが、夜の帳を不器用に切り裂いている。
安物のバーボンは、焦げた喉を焼くだけの気休めだ。
手元で燻るタバコの煙。
それもまた、一瞬だけ形を変えて、闇へと溶けて消えていく。正義だの、悪だの、誰かが決めた薄っぺらい看板。
裏路地の泥水に浸かれば、どれも同じ色に染まる。
愛を誓った言葉も、血...

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