Nicotto Town


錆猫香箱日和


読んでいただき、ありがとうございます。なるべく目立たないように、ひっそりこっそり更新してます・・・。抜き足差し足にゃふっ・・・・。         




【夕空】別バージョン rainさん編 Ⅰ

このお話は【夕空が晴れたなら Ⅱ】からの続きです。

rainさんはⅡまで共作していましたが体調を崩し休養してました。

病気で休養しながら続きを書いてくれました。

サビ猫が書いたものと別バージョンになります。



rainさん編 【夕空が晴れたならⅢ】です







何か柔らかいモノのが顔...

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夕空が晴れたなら Ⅴ

日が傾きかけている。

涼しい風が吹きわたり川沿いに植えられた柳の葉をサラサラと揺らしている。

その川沿いにも、川に浮かぶ船にも、橋のうえも人で溢れていた。

人々は、夕暮れを待っている。花火があがるのを待っているのだ。

江戸時代の橋は木でできていて、現代の橋の2、3倍の横幅があった。

その広...

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夕空が晴れたなら Ⅳ

「ねえシン、やっぱりわたし花火って苦手!」

空で色とりどりの光が弾けていた。

花火があがるたびにバリバリという轟音が耳をつんざく。

空が、花火の光で彩られるたびにワァッという歓声があがる。

闇の中で、川面が花火の爆ぜる光を映してパチパチと光っている。



それにしても・・・すごい人混みだ。...

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夕空が晴れたなら Ⅲ

私とシンは再び眩い光の中にいた。

真っ白な光は長い1本のトンネルのようになっており

私自身の体が光の塊のように形を変えトンネルの中を凄いスピードで移動してる。

トンネルの壁はまるで映画のフィルムのようにいろんな映像が映し出されている。

映像は次から次へせわしなく目に飛び込んでくる。

ちょう...

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夕空が晴れたなら Ⅱ

自分が何か強烈な白い光に包まれていたのだけは覚えている。

それから目が眩んで・・・。

どのくらいそうしていたのか、自分ではよくわからない。

でも自分が自宅の玄関に立っていたのだけは確かなのだ。

でもここは・・・・・・。

目覚めて意識がはっきりしてくるにつれ、

自分の置かれている状況に対す...

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