Nicotto Town


歌あり猫あり心あり


音楽やアートやにゃんこや色々電波を発信してます。
いっぱい受信してくれるたらいいなあ。

秋の空に誘われて

秋の空に誘われて


どこまでも続く空
自由がひょっこりと手に入る

それは…
囲われた世界から
切り取った時間

宛名は
“解き放つ現実”
差出人は
“こぼれた溜息”

ドアの隙間に引っ掛かった
秋草の輪郭のチケット

ふと思...

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空色に秋色

空色に秋色


空が切ないほど美しくて
つい立ち止まる

頭上の太陽に気をとられてる間に

うっかり汗ばむ肌を
夕映えが冷ややかに撫でて行く


待ち焦がれた秋の感触は
優しいくせに少し意地悪だったり

すっかり忘れていた木枯らしを
思い出してと急かしてみたり…


夕暮れが身体の芯に...

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魂を掬(すく)う


魂を掬う



長い夏が未だ時折り振り返る
怖気づいた秋を宥めるように
冷たい空気にわざと肌を晒す
身震いしながらつい朝を急かす

季節の隙間に滑り込む
やがて美しい雲が広がる空が
どこまでも波のように流れていく
限られた時間が心地好くて…


現われては儚く消える雲
その手を握り締...

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8月を思い出にする頃には…


8月を思い出にする頃には…



窓の下の小さな楽園に
雨音が迷い込む

朧月のユルイ夜を
8月らしからぬ風が泳いだ
息を潜めていた秋が
襟足を撫でた

カサブタになった恋煩いを
秋草が冷ややかに笑った
心地好く冷えた夜風が通り過ぎた朝は
疲れた心のヒダを丁寧に整えよう

8月を思...

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月夜にESCAPEしよう(昨日の続き…)

昨日の詩の続編です。


月夜にESCAPEしよう  (2)

 

どうしようもなく しぼみそうな時は     
凛とした月明かりが涙を拭くよ
張り付いた鉛色の影は雫になる

懐かしい子守唄とゆりかごの舟と
大好きなお伽話を思い浮かべて
十まで数えたら少し幸せに気付く

頑張ってるキミがとてもステ...

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