久しぶりに腹の立つ小説
- カテゴリ: 小説/詩
- 2015/03/28 13:49:20
松崎洋に、スマッシュ×スマッシュ!という小説がある。
松崎洋といえば、この間紹介したT高バスケ部の作者である。
前回は結構褒めるような書き方をしてしまったが、この作品を読んでかなりやばいと思った。
もしかしたらこの人…相当おめでたい考えの持ち主だったのでは?と。
まず...
日々感じたことを書いています。
なんとなく、徒然草。
松崎洋に、スマッシュ×スマッシュ!という小説がある。
松崎洋といえば、この間紹介したT高バスケ部の作者である。
前回は結構褒めるような書き方をしてしまったが、この作品を読んでかなりやばいと思った。
もしかしたらこの人…相当おめでたい考えの持ち主だったのでは?と。
まず...
最近親父が読書に凝っていて、この小説も中古で9巻まで買って来ていた。
何やら人気の小説とかで、私も親父が読み終わったあとで貸してもらい、数週間かけて読んだ。
かなり巷では有名だとかで、内容をご存じの方も多いと思う。
バスケの名門N高でねたみからイジメに遭い、都立T高に転校してきた陽一と、その弱小...
あることがきっかけで、ローズマリー・サトクリフの「ケルトとローマの息子」を読みました。
あることとは、私の過去ブログにある「見えない紹介状」を参照の事。
古代ローマ帝国とブリテン島が舞台の歴史小説です。
ローマ人でありながら、ブリテン島に住むケルト民族に育てられたベリックという少年が、自分の居場所...
カテゴリは小説/詩ですが、本のお話です。読書カテ、作ってほしいなぁ。いまさらだけど。
少し前ですが、内田百閒の作品を読んでみたいと思い、書店に行きました。
「第一阿房列車」にしようと思っていたんだけど、なぜかレジに持って行ったのは「百鬼園随筆」。
まあ何でもよかったので、読んでみたんですが。
稀...
万城目学の「悟浄出立」
本屋でたまたま見かけたのだが、その豪華な装丁とは裏腹に1300円というお手頃価格、挿絵つきの帯に書かれた、「なぜか主役になれない脇役たち」というコピーにそそられ、財布のひもが固すぎる蒼雪がレジに持って行った、稀有な本。
しかし、タイトルが悟浄である。三蔵法師、孫悟空、猪八...