月や地球やほとんどの星は、
自ら発光していない
太陽の光を
照り返して、輝く
暗闇では、ダイヤモンドも、
光ることもない
光源のないところでは、
宝石だって、その価値を出せやしない・・・
人は、どうでしょう
私の
あなたの
内側に、
いや、
自光する何かを
持って...
笑って砕けろ!
月や地球やほとんどの星は、
自ら発光していない
太陽の光を
照り返して、輝く
暗闇では、ダイヤモンドも、
光ることもない
光源のないところでは、
宝石だって、その価値を出せやしない・・・
人は、どうでしょう
私の
あなたの
内側に、
いや、
自光する何かを
持って...
頭の片隅から
ぽろりと転がった
懐かしい記憶のかずかず・・・
なんだか
あたたかくて、甘いような
きらきらしたしろもの・・・
こどものわたしの目線で
みえている
どれもこれも
大切なたからもののような
おもひで
今は、いない人たちの
笑顔、声、風景まで
そこに、あっ...
うんうん
そうそう
決して未来へは、ゆけないけれど
人は、時間を 空間を
超える術を持っているんだ
ゆっくりと眼を閉じて、ごらん・・・
これまで見たこと、聞いたこと、したことを
呼び出すことが、できる
幼い日の低い視点からの
よろこびも、悲しみも、
せつなさも...
生まれたことに、後悔
育ったことに、反省
学んだことに、無意味
眠った時間に、空虚
関わったすべての人に、謝罪
私の費やした時間、積み重ねた時間は、
何も生んでいない、
何も表してない
無駄のひと言
神に懺悔する価値もありません
何もない
悲しみも
...
もし、私が、死んだら、
お前は、
泣いてくれるだろうか
声をあげて
泣くでしょうか
それを私は、
希望しないけれど、
そんなシュチュエーションも、
ひょっとしたら、
あるのかと、
ふと、思った
私の価値なんて、
真夏のセミや蚊ほどの
値打ちも、あり...