ティータイム♪満月の夜
- カテゴリ: 自作小説
- 2012/03/19 00:17:04
満月の夜は特別―――――
「水筒にお茶入れたでしょ、バスケットにお菓子とサンドウィッチも入れた!!それからそれから・・・・」
あっちこっちと、パタパタと忙しそうに動き回る翠を、瑞と賢が微笑ましそうに眺めている。
「一生懸命で可愛いですね。」
「まぁ、翠はいつも可愛いけどね~・・・クヒヒヒヒッ...
自由にのんびり書いてます~
満月の夜は特別―――――
「水筒にお茶入れたでしょ、バスケットにお菓子とサンドウィッチも入れた!!それからそれから・・・・」
あっちこっちと、パタパタと忙しそうに動き回る翠を、瑞と賢が微笑ましそうに眺めている。
「一生懸命で可愛いですね。」
「まぁ、翠はいつも可愛いけどね~・・・クヒヒヒヒッ...
取りあえず、何で俺はここにいるのか?今の俺がここに来るハズないし・・・多分、これは夢なんだろうな。と思ってみる。
―あーあ、今日も豪快にヤッたね~―
呆れたような、アイツの声がする。あぁ、やっぱりこれは夢なんだ。
―めしくっただけだ。―
―それにしたってコレは・・・―
―しかたないだろ。こ...
これは夢。多分夢。
あの人は僕を抱き上げて笑う。綺麗に笑う。
―あぁ、なんて綺麗な翡翠の目だろう―
僕の目をうっとりと見つめると、あの人はそう呟いた。
―きれい?―
僕は、意味がよく分からなくて首を傾げる。
―あぁ。とても綺麗だよ。―
あの人は、微笑みながら優しく僕の頭を撫でる。
―...
今回は、ティータイム♪シリーズに出てくるキャラクターの紹介を軽くさせて頂きます。
今まで、あえてそれぞれのキャラを色で表し、また、お互い名前で呼ばせないようにしてきたのは、きちんとした紹介の場を儲けるまで、彼らの正体については秘密にしていたかったからなんです。
一応、主要キャラの4人が出てきたの...
「まぁまぁ、落ち着いて下さい。」
今にも、キレそうな灰色の青年の頭をポンポンと叩きながら、茶色の青年が、紅茶の入ったティーカップを彼に渡す。
「紅茶が入りましたよ。さぁ、どうぞ。」
「お、おぉ、サンキュ!」
茶色の青年の言葉に灰色の青年は、何とか怒りを鎮めると、ティーカップを受け取る。
「良...