Children's Fantasy ...
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/02/09 13:52:49
第一章 其の七
「カズヤ、そんな強化のやり方で大丈夫か?」
そう言うのは、今から950日ほど前ではカズヤにとって唯一のオンラインゲームでできた友達であるリオンだ。年齢については高校生だと本人は言っていた。当時は中学一年生だったカズヤとは少々年が離れている。
「大丈夫だ、問題ない」
カズヤが今か...
何を書いてるんだろうか自分は
第一章 其の七
「カズヤ、そんな強化のやり方で大丈夫か?」
そう言うのは、今から950日ほど前ではカズヤにとって唯一のオンラインゲームでできた友達であるリオンだ。年齢については高校生だと本人は言っていた。当時は中学一年生だったカズヤとは少々年が離れている。
「大丈夫だ、問題ない」
カズヤが今か...
第一章 其の六
門を出た後、二人はスタード西側の森へと向かって足を進めていた。日差しは暖かく風はさわやかと、最高に心地よい。『Children's Fantasy』の気候は現実の日本に対応して変化していくので、現在は四月の気候だ。
空では小鳥が飛び交い、丘には花々が咲き誇っている。遠くには優雅...
プロローグ 其の終 ※これは『Children's Fantasy』ではありません。別の話です。
魔王が止めに入り、勇者は九死に一生を得た。
魔王がやめるように言っているのに勇者に制裁を加えるわけにもいかなく、勇者の仲間達は武器を降ろす。
魔王はいつの間にか空間移動の魔法を完成させ、出現さ...
プロローグ 其の三 ※これは『Children's Fantasy』ではありません。別の話です。
勇者は放っておいても大丈夫だが、魔王が心配しなくて済むように彼女は治療することにした。ただし条件付で。
「勇者さん。魔王さんに攻撃しないのならその拘束を解いて回復魔法をかけます。どうしますか?」
...
プロローグ 其の二 ※これは『Children's Fantasy』ではありません。別の話です。
「その……今までの勇者は勇者になったとたんにどこかへ逃げたり、すぐに逃げなくても魔王との戦いの直前になると命惜しさに逃げていってしまった。お父さんが侵略をしていた頃はそう...