~争いの無い世界~*最強少女の知られざる過去Ⅸ*
- カテゴリ: 自作小説
- 2012/02/12 18:46:04
―…暗い、暗い何もない所。
私はそこで何をしていたのだろう。
気がついたら地べたなのかも分からない場所に座り込んでいる。
辺りを見渡しても何も変わりのない―…闇。
誰も居ない。何もない。
ずっと向こうまで闇が続いてるこの場所で、私は一体何をしてるのだろう。
これは...
小説をダララっと書いていきます。
オリジナル小説最終更新 2014/03/04
「メモりんちょ。」→http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=371257&aid=54962344
―…暗い、暗い何もない所。
私はそこで何をしていたのだろう。
気がついたら地べたなのかも分からない場所に座り込んでいる。
辺りを見渡しても何も変わりのない―…闇。
誰も居ない。何もない。
ずっと向こうまで闇が続いてるこの場所で、私は一体何をしてるのだろう。
これは...
終わらせる、そんな気持ちで大剣を横に振った。
魔物は避けようとバックステップを踏もうとしたのか、少しよろめき簡単に斬る事が出来た。
ドサリ、と魔物の上半身と下半身が別れて倒れる。
そこからは血は出ない。元々血が無かったのか、または他の理由か。
倒れた魔物はぴくりとも動かず、そのまま沈黙していく。...
――…何?
一言だけで返すと少女は顔をあげて言った。
――藤堂さんは…学校、行かないの?
――…
学校。
九歳の頃にクラスの皆から拒絶され、今でも登校拒否していた。
――…私にも色々と事情があるのよ。
――…そう、なの
...
――ああー…どうしようかなぁー…
手紙をポストに入れてきたのはいいものの、ちゃんと読んでくれただろうか。
いや、インターホン押したから大丈夫…ってこれじゃあピンポンダッシュじゃないか。
などと考えながらその子の家の前をうろちょろしていた。
その子の家は大...
――…確か、この辺だった筈…
翌日。
私は昨日落としたペンダントを探しに昨日の出来事が起こったあの場所へ向かった。
その場に着くと下を見ながら探す。
金色だから、下を見れば太陽の光に反射されてすぐ分かるはずなのに。
下を見ながら歩いていると、誰かにぶつかった。
私は...