Nicotto Town


永遠などない、それこそ永遠


何を書いてるんだろうか自分は

魔王→勇者

プロローグ 其の一  ※これは『Children's Fantasy』ではありません。別の話です。

「私の恋人になりなさい」
「断る」
 目の前にいる魔王から突然恋人になれと言われた勇者は、当たり前のように断った。
 男だと思っていた魔王は、実際のところは絹のように触り心地の良さそうな髪を腰の辺り...

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Children's Fantasy ...

第一章 其の五

 店を出た二人は町を出るための門へと向かう。今日は西の森で狩りをする予定なので西側の門へと向かっている。
 二人の周囲にはカズヤ達と同じ目的を持っているのか二、三人で固まって歩いている人間が多い。やはり休日は友達と仮に行きたいと思うのだろう。
「そういえばサヤは部活に入ってないのか...

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Children's Fantasy ...

第一章 其の四

 歩き始めて五分ほど、二人は大通りの道具屋に到着した。
 店内に入ると店長のNPCが「いらっしゃい」と声をかける。あごひげを蓄えた中年のおじさんのNPCだ。
 二人は数ある商品の中から回復アイテムのコーナーへと移動する。
 ここは始まりの町であるためにそれほど回復量の多いアイテムは...

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Children's Fantasy ...

第一章 其の三

 自室に戻った和哉は、自分の机に置いてあったリアルワールドを手に取り自分のベッドへと向かう。リアルワールドを使用すると、現実の体に力が入らなくなってしまう。そのため立ったまま使用した時には足に力が入らなくなり倒れてしまう。最悪どこかに頭をぶつけてしまい怪我をしてしまうかもしれない。...

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Children's Fantasy ...

第一章 其の二

「あ、できてたんだ」
 スパゲティの匂いを嗅ぎつけたのか、妹の明日香が二階から降りてくる。
「ああ、ちゃんと手を抜かずに作ってやったぞ。感謝したまえ」
「エラソーにすんな」
 ボケてみたものの、冷たい反応しか返ってこなかった。
 和哉はスパゲティを皿に盛りつけ、テーブルへと運んでい...

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