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ま、お茶でもどうぞ


日々感じたことを書いています。
なんとなく、徒然草。

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・46

 遠く離れた所でせっせと洗濯板に泡を立てながら、ルナはロランとランドがはしゃぐ姿を見ていた。
 あんなに笑っている二人を見るのは、小さいころ以来だ。お互いにふざけ合って、片方が背中から組み付いて水に押し倒せば、片方が腰に突進して抱きつき、水中に突き落とす。それでまた二人して水面に顔を出し、笑い合って...

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自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・45

 砂漠に入ると、一気に気温が上昇した。靴の裏からも熱気が伝わってくる。土や草がないだけで、こうも変わるのかと思った。
 ロランとランドは肌に直接鎖かたびらを着こんでいたため、金属が熱気で加熱されて大変なことになり、慌てて服の上に着直さなければならなかった。
 しかし、それはそれで鎧が日光にさらされる...

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自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・44

「黙っててごめんなさいね。確証がなかったから、あえて言わなかったの。期待して来て、だめだったらがっかりしちゃうでしょ?」
「それはいいけど、旅の扉が使えると良かったのか?」
 ロランが言うと、ルナは少し肩をすくめた。
「ええ。ドラゴンの角に行かなくて済んだはずなの。ここの旅の扉を経由すれば、ルプガナ...

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自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・43

【西の大砂漠紀行】

 夜明けの清浄な光さえ拒むムーンブルク城下町の前に、ロランとランド、ルナが立っていた。瘴気が立ちこめている場所とそうではない所は、まるで線引きでもされたかのように見た目でもはっきりしている。ロラン達は、その境目にいた。
 かつてここは、文字通り世界の中心地だった。西からの隊商が...

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自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・42

「あれは!」
 部屋の中央に、首のない人の上半身を模した人形があり、それに青く美しいマントが掛けられていた。ロラン達は我先にと駆け寄った。
「これじゃないか?」
「ええ、間違いないわ、風のマントはこれよ!」
「うわあ、きれいだなぁ……本物の鳥の翼みたいだよ」
 そのあまり...

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