Nicotto Town




【小説】先生を好きになってもいいですか? その③


放課後私は美鈴に誘われて、テニス部の見学に行った。美鈴は、中野美鈴(なかのみすず)といって私の高1のときからの親友だ。めちゃめちゃ美人で、性格もやさしい自慢の親友だ。美鈴は今までに、いろんな人に告白されてきたけど、いまだに、彼氏いたことないんだよね。そんな美鈴が、三上先生に一目惚れしたらしい。私は...

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【小説】先生を好きになってもいいですか? その②


――――3年の1学期の初日
男子がドアのところに、黒板消しをはさんで、来る先生たちにいたずらをしていた。只今、0勝4敗。一度も成功していない。そんな大昔のいたずらをしている男子がかわいく見えた。つぎは5時限目。世界史の授業だ。先生がドアを開けた。
パコ―――ン!
黒板消しが先生の頭上に直撃した。初...

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【小説】先生を好きになってもいいですか? その①


「水原先生、好きです。」    。    。    。
【先生を好きになってもいいですか?】
私は井上望(いのうえのぞみ)府立K高等学校の3年生。自分で言うのもなんだけど、まあまあ可愛い方だと思う。性格は、平凡かな。でも、やるときはやる女の子だ。そんな私が今日、勇気を振り絞って、水原先生に告白した...

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【小説】真夏の罪 その⑪ その後


それからも、香月君は時々、私の学校に来ていた。「岩崎!」香月君が私を呼び止めた。「なにか用事?私今から、パルちゃんたちとファミレス行くんだけど。」冷たく返事をして、私はパルちゃんたちと帰っていってた。
香月君から、たわいもないLINEも、ときどき来たけど返信することはなかった。
一か月もしないうち...

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【小説】真夏の罪 その⑩ 陽斗君と香月君


裏庭を出た陽斗君は校門のところに来ている香月君と話していた。私は塀の後ろで、出るに出られず、盗み聞きをする羽目になった。
「香月、おまえ、本気で美桜のこと好きなのか!?」「陽斗。」香月君は真剣な表情で答えた。「おまえには悪いが、本気だ!」陽斗君は香月君にくぎを刺す。「他の女友達と遊ばないか!?告白...

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