事務所では社長と数人の同僚が背を丸めながら話しこんでいる。
「いつ見つかったんですか?」
「今朝な。萱浜に車あって・・・練炭だと」
「俺、もう嫌んなっちゃいましたよ・・・ケイスケさん、なんで・・・」
ハァ?
俺の耳、オカシイ・・?心臓が止まりそうだ。
社長がボソボソと話し続けた。
「おと...
時に溺れそうな私に棒切れの1本でも投げてください❤
事務所では社長と数人の同僚が背を丸めながら話しこんでいる。
「いつ見つかったんですか?」
「今朝な。萱浜に車あって・・・練炭だと」
「俺、もう嫌んなっちゃいましたよ・・・ケイスケさん、なんで・・・」
ハァ?
俺の耳、オカシイ・・?心臓が止まりそうだ。
社長がボソボソと話し続けた。
「おと...
今月の復旧工事の現場は中学校だ。
先月は瓦が崩れた屋根の養生だった。
去年まで漁船に乗ってたんだが船も家も流された。
ロクな資格も持ってない俺は元請の会社から言われるままに
現場から現場へ渡り歩く毎日。
先月から圭輔って奴と二人で回る事が多くなった。
若いくせに俺と違って沢山の資格を持ってる。
玉...
春。満開の桜が咲く農園で見た若者に、赤毛狼の娘が恋をしました。
少しでも彼に近づきたくて娘は人間に変化しました。
若者の前に現われた娘は農園に通い、手伝いをするように。
「このさくらんぼでお酒を造ったら美味しいだろうなあ」
若者の一言を聞いた初夏。その日から娘は熟して落ちた実を拾い集めました...