Nicotto Town



今日はとっても嬉しい日!

 今日は朝からとびきり忙しかった。 懸賞の小説の最後の手直しをして、再び郵便局へ。 学校時代の思い出などを交えて描いたやや短めの小説。 以前出したんだけど読み返してたら変なとこがぼろぼろ出て、問い合わせたらもう一度出していいと。 我ながらすごくいい出来。  初めに書いた時の倍ぐらいの長さになってしま...

>> 続きを読む


ひょうきん小僧とお爺さん その2

 明くる日いつものように小僧さんが来ると、肩を揉まれながらお爺さん薄目を開けてちらちら後ろの小僧さんを見てしまう。 気になってしょうがないらしい。「お爺さん、今日は少し凝ってるだなー。」と言ってまん丸の目をしてお爺さんを覗き込むと、おほんっと一つ咳払いしたお爺さん、顔を赤くして、「そ、そうかい?・・...

>> 続きを読む


ひょうきん小僧とお爺さん その1


 辺り一面稲穂が実り、もうそろそろ稲刈りと言うとある田舎の田園のはずれに鄙びた一軒家が有った。  六十半ば過ぎの白髪に白く長い髭を生やした人品のいいお爺さんが一人で住んでいた。 小間物屋を倅(せがれ)に任して楽隠居してるのである。 このお爺さん日頃の食糧など一切を近くの雑貨屋に頼んで届けて貰う事に...

>> 続きを読む





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.