今朝の朝刊にマッコイタイナー氏の訃報が載っていました。ジョン・コルトレーンの黄金カルテットの一員として素晴らしい演奏されていました。フリーになる前の調整の頂点と言われる「至上の愛」以降、コルトレーンはフリージャズに傾倒していき、ピアニストには奥さんになるアリスとドラムにはらシッド・アリに同じテーサックスにファラオ・サンダースを加えて激しい演奏スタイルに変わっていきます。特に日本で行われたライブでは、ベースソロだけで３０分近くなるという聞く方も大変な忍耐が必要な長大でものすごく激しい演奏となっています。そのような演奏スタイルに疑問を持ったのが、マッコイ・タイナーとドラムのエルビン・ジョーンズだったのかもしれません。もう一度、マッコイ・タイナーの暖かく力強い演奏を聴いてみよう。