■ミュージカル「星の王子さま～サン＝テグジュペリ物語」
https://mainichi.jp/articles/20180122/ddl/k13/040/012000c

　２５～２８日（２５、２６日は１８時半、２７日は１３時半／１８時半の２回公演、２８日は１３時半）、六行会ホール（品川区・京急新馬場駅）。原作＝アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ▽脚本・作詞＝かぶきひさお▽演出・美術＝蕪木陽青生▽出演＝大浦龍宇一、たにむら玲子、田畑亜弥、浅井江理名ほか。劇団「ザ・ライフ・カムパニイ」によるミュージカル。小説「星の王子さま」は、作家サンテグジュペリが、自身の離婚を乗り越えた際の回想録とされる。舞台では彼と妻コンスエロの愛憎劇が、「星の王子さま」の世界へとリンクしていき、彼が伝え残したメッセージを紡ぎ出す。全席指定・一般６５００円。０３・５７４１・９５１１

ミュージカル「星の王子さま～サン＝テグジュペリ物語」ザ・ライフ・カムパニイ公演情報
http://www.the-life-com.net/performance-information.html
2018年1月25日（木）～28日（日）
劇場：六行会ホール（京急「新馬場駅」徒歩2分）

「星の王子さま」――このタイトルを耳にするだけで多くの人は“大切なものは心で見なくちゃね”という、あまりにも有名な王子さまのメッセージを思い出すとおもいます。
しかし、原作者のアントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ自身についてはその経歴や生き様が作品となったことはあまりなかったと思います。
サン＝テグジュペリはあれだけ熱愛した妻コンスエロとの関係に苦しんでいました。彼の心はだんだんとコンスエロから離れていきます。パイロットであった彼は大空と冒険を求め、コンスエロは芸術家として一途な生活を求めます。
破局の寸前にまで行ったとき、サン＝テグジュペリの心の中に一人の少年が生まれてきました。少年は「本当の愛は何だろう」と心の中で旅を続けていくのです。
その少年はやがて「星の王子さま」としてサン＝テグジュペリの小説の中に誕生していきます。
サン＝テグジュペリの人を愛する苦しみが繰り広げられる世界が、やがて「星の王子さま」の世界と重なり合い、物語は作家の物語から「星の王子さま」の世界へと広がっていきます。
そして、サン＝テグジュペリは悩める王子さまに人を愛する意味を、友達になった砂漠のキツネに語らせるのです。
「今まで星の王子さまの舞台化映像化は数え切れないが、作者を登場させるミュージカルは初めてではないのか。数あるミュージカル化の中でも傑出した作品である」（ミュージカル編集長・瀬川昌久）

主要キャスト
大浦龍宇一
たにむら玲子
田畑亜弥
近藤大介
宇部洋之
浅井江理名
荒井洋子
吉里瞳子
澄人澄人
片瀬成美
村上史高
小堀好美
千賀多佳乃
小金井麻衣
ゆりえ
なりたりな
小島優花
酢谷有紀子
中村佳菜絵
松坂玲奈
上野りか
渕上ひかる
掛布彩衣
ソンア
山本道子
聖あきの
小田中穂