2015年06月22日にいただいた石村式の速記本
- カテゴリ:日記
- 2015/06/23 07:27:37
【2015年06月22日にいただいた石村式の速記本】
石村式の速記本をいただき、どうもありがとうございました。
本日、2015年06月22日(月)22:00にちょうだいいたしました。
私は、中学時代、高校時代、石村式で速記しました。
けれども、趣味で速記を書いているだけではいけない、何か職業に就かなければならないということで、参議院速記者養成所に入所し、速記を職業にまで高めることができました。
結果としては、濁音の表記の仕方は同じなのですが、日本語71音の書き方が大きく異なることになりました。
石村式門下生は全国にいっぱいいると思いますが、国会に入り定年まで勤め上げることができたのは私だけだと思います。
毎年のように高速度速記競技会や東京速記士会主催の速記競技会に参加してきたのも石村式門下生の中では私だけだと思います。
速記というのは、実際に実務や競技の場で使わないと、その真価を証明することはできないと思います。
私は、筆圧が強く字を書くのが遅かったので、何とか字を正確に速く書けるようになりたいと思って、速記を勉強してきました。
はっきり言って、石村式のままでは、手の遅い私では、国会の速記者になるのは無理だったのではないかと思います。
石村先生が100mを10秒台で走るエリートランナーだとすると、私の場合は12秒台後半のランナーですから、基本文字がより簡単に書ける参議院式に切り替えて正解だったと思います。
もっと言えば、参議院式の日本語71音のうち42個変えて正解だったと思います。
今の符号があるから今の私が存在するのだと思います。
したがって、どの方式が国民皆速記にとって最高の速記方式かと問われれば、私は、私の現在書いている速記の書き方、HP「速記の書き方」に書いている速記の書き方が一番正しい書き方だと思います。
そういう気持ちがなければ、人に教えたりはしません。
いいところがあれば盗んでやろうと、衆議院式の速記教本を借りて全部写本したこともあります。
英語はどう書けばいいのだろうと思って、日米会話学院に通ってグレッグ式の練習をしたこともあります。
NHKのニュース、株式市況や気象通報、AKB48の歌を書いて練習したこともあります。
40回も高速度速記競技会に出場してたどりついた速記法ですから、少なくとも私にとってこれ以上の速記法があるわけがありません。
ただ、石村先生と同様、死ぬまで、さらに向上心を忘れずに頑張ってまいります。