Nicotto Town



タマとモノラルの話



道具・機械は構ってあげないとすぐ拗ねるのでローテしないといけない。
ギター11本、アンプ14台。昨日は6号機と国産真空管アンプの日。
パワー部がタマの音は格別でして、この音色から離れられません。

ギターアンプはモノラルが標準です。ステレオはもちろん2チャンネル。
タマの音で古いモノ聴きたいと思ってしまうわけです、困ったことに。
でもパワー部がタマというと、最安のエレキットTU8100でも3万弱。

昨日ラジオで某ギタリストがタマのラジオにハマっている話をしていた。
凄く分かる。AM(中波)しか入らないけど、音の響きが格別だという。
同世代だから音の聴こえ方が同じなんだろうなー、と思ってしまう。

先日ビートルズ特集で40代半ばのミュージシャンが話をしてたけど、
不思議だったのは「不自然なステレオよりモノラルのほうがいい」という感想。
確かにまとまりはいいけど、ステレオにもそれなりの味があるのになぁ。

『ラバーソウル』から『マジカルミステリーツアー』あたりまでの曲は、
疑似ステレオというか、極端に左右にパンポットするんですよね。
でもね、でもね……敢えて言おう。ソコがイイ、という世代もいるんです。

片チャンネルからバンドサウンド、逆チャンネルからボーカルとコーラス。
私なんか「おお、これがステレオの凄さかっ!」と嬉しく思ったものです。
『グッドモーニング、グッドモーニング』の動物追いかけっことか。

70年代半ば以降、楽器の定位がどのバンドも「まとも」になっちゃった。
リズム隊中央、鍵盤はふんわり広げギターは2本ユニゾンで……。
「いい音」の最低条件がそうなってるわけで、あまり文句は言えないけど。

でも極端なミックスも好きなんだよねぇ。特にジャズやロックトリオ。
キャノンボールが右でトレーン左とか、フレーザー左でコゾフ右とか。
こういう定位に影響された世代はステージの立ち位置も拘るのです。

ロックトリオってだいたいギター上手、ベース下手ですけど、
ジミヘンはほとんど下手。マキ&OZの春日"ハチ"博文も下手に立つ。
だから録音もそうなってる。左右間違えるとすぐ分かる。

さて現在、イヤホンやスピーカーの左右を逆にして気づく人は、
いったいどのくらいいるのかしら。多分気にしてないんじゃないかな。
オーケストラならすぐ分かるだろうからクラシック好きは拘るのかな。

うー……モノ/ステレオ切り替えのあるタマアンプ欲しくなっちゃった。
電源入れて5分は鳴らせない、ノイズ大きい、雑音拾う、いいことはナイけど、
でもねぇ……やっぱりねー……作るしかないのかしらー。来年の課題です。





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