やはり生前退位はクーデター
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- 2016/12/27 00:09:43
今年最大のニュースといえば、この話題がはずせない。
何せ、日本という国が終わるか続くかという話だ。
事件は、7月13日、NHKのスクープで始まった。
両陛下は葉山でご静養で寝耳に水、安倍総理は翌日から海外訪問というタイミングで出された報道に、宮内庁次官(現長官)は即座に「そのような事実はない」と否定。
しかしマスコミは一斉に「高齢の両陛下のハードスケジュール」を挙げ、一気に「皇太子への譲位」ムードを盛り上げ、宮内庁の声をかき消した。
…どこかで見たことがある。
そう、小和田雅子さんが皇太子妃に決定!のあの時だ。
実際には別の方に決まり話が進んでいた。皇室の要請により日本のメディアは皇太子妃について自粛していたが、海外メディアが「小和田雅子さんに決定」とスクープ、小和田雅子さんも皇太子殿下も認め、なし崩しに祝賀ムードを作られ、押し切られた時とそっくりだ。
が、今度は陛下も黙っておいでではなかった。
8月8日に、ご自身の御言葉でメッセージを出された。
陛下は、政治的なことはおっしゃれないし、もちろん我がままを仰るような方ではない。
非常に言葉を選び、どのようにも受け取れるような御言葉であったが…
少なくとも、あの皇太子ご夫妻に未来を委ねるというようなメッセージは何一つ無かった。
まず「象徴天皇」として歩まれたこと、これが途切れることなく続くことを希望された。
…ということは、徳仁親王の即位は、無い。
予てより、徳仁親王殿下は雅子妃殿下を優先して、「時代に即したやりがいのある公務」をしたい、と、両陛下やこれまでの皇室の在り方を否定していらっしゃる。
雅子様は相変わらず宮中行事や祭祀、歴代天皇皇后には無関心で、国連や外務省関連ばかり力を入れる。
それで批判されれば、点数稼ぎとばかりに被災地訪問や伊勢参拝などを入れてパフォーマンスされるが、「体調」を理由に訪問先に負担を強いて、さらに批判を招いている。
「国民に寄りそう」とは程遠い、両斑っぷりを見せておいでだ。
皇室典範や憲法にも触れることだけに、当然政府も慎重で、有識者会議で議論をしている。
…私も、その人選はなんだよとか思うが、「へーかがおっしゃるんだからああ!」と速攻対処、ではなく安堵した。
で、すぐに陛下を「生前退位」させられそうにないので焦ったのか、普段「天皇制ハンターイ」と言っている民進党や共産党が馬脚を顕し、生前退位を急げ、そして女性宮家や女系天皇についても進めろと言い出したので、ますますこの「生前退位クーデター」がはっきりわかる形になった。
10月20日、皇后陛下がお誕生日に寄せて「生前退位という言葉に驚いた」と仰った。
皇后陛下は、優れた詩人・歌人で、英語教師の免状も持ち、言葉については大変見識の深い方である。
また、常に皇室の方々、国民の声を受け止め、答えを出してこられた方でもある。
これを受けて、「生前退位」ではなく譲位などという言葉に置き換えるメディアが増えた。
が、それでも頑として使い続けたメディアもある。NHKとか。
そのNHKが、ついにやめたのが12月8日。
皇太子妃の父親が軟禁された日から。
スイス銀行の、皇室の隠し財産を使い込んでいたとかいう…
日本人は、この「三代前がわからない」人たちと戦わないと、国が無くなるってことですね。
広場から失礼いたしました<(_ _)>