デーヴァセーナに恋して
- カテゴリ:恋愛
- 2018/06/11 21:13:15
「うそつき!」
「誤解だよ、話を聞いて」
で、ビンタ、というようなラブコメはいくつも見たけど
松明で殴るヒロインは初めて見た。
相手がバーフバリでなければ命がないw
小さいが豊かな国・クンタラの王女・デーヴァセーナは、誠に誇り高く、聡明で武芸に優れる美貌の姫君。
登場シーンから凄い。
自らを囮にして野盗どもを容赦なく剣で征伐。
彼女の切っ先にあたれば、屈強な男どももあっけなく宙を舞う。
超大国マヒシュマティから、「王子の嫁に」と大量の財宝とともに大使がやってきたが、大使の尊大な態度に立腹し、王子をとことん侮辱する手紙を書かせ、送り付ける。
国に攻め入った数万の野党にも怯まず得意の弓で立ち向かう。
で、国を救ってくれた英雄のもとに、マヒシュマティからの「王女を捕えて捕虜にせよ」という手紙が届いたと聞いて、冒頭の松明殴りだ。
その後、小舟に乗るために惚れた男(次期マヒシュマティ王国国王)を橋にして、渡る。
比べようのない大国の国母にも怯むことなく意見を述べる。
「知らぬのですか!」は、インドでの最大侮辱表現らしい。
さらに、痴漢の指を切る。
その後25年牢に繋がれ、変わり果てた姿になったが、助けようとした盟友に
…こんな過激なヒロインがいるだろうか…
息子は、「こいつはダメだ」と言う。
確かに、バーフバリは王位を追われ、王宮追放になり庶民に、そして亡くなる。
祖国クンタラも、滅ぼされてしまうのだ。
国際版の第一印象は、「やばい女」。
しかし面白い事に、家でBDを流していて、凄いアクションや華麗なダンスよりも、うちの子らは彼女と国母シヴァガミとの「嫁姑バトル」に心惹かれ、そのまま見続けてしまうのだ。
何と言う個性、存在感だろう!
で、6月から公開された完全版(というかインド版)は、時間は長いがいろいろと丁寧。
デーヴァセーナの正当性が、よくわかる内容だった。
まず、マヒシュマティの大使が、実際にはクンタラと王女を相当見下した発言をしているのがわかった。
侍女らも怪訝な表情をしているカットもあった。
なるほど、これは王女ははいそうですかと受け入れるわけにはいくまい。
もちろんシヴァガミも悪意なく財宝を贈った事だろうが、大使の発言から、話がこじれまくる。
王女の怒りを「御立派!」と称える家臣も、当然のことだ。
そして完全版の目玉、王女と母親らの踊り「可愛いクリシュナ神」
…うわあああああああ
かわいい!
全然期待していなかったのだけど、あのデーヴァセーナはこんなにもかわいらしく、「恋する乙女」だったのか!
群舞も絢爛豪華、極楽浄土もかくやという美しさ。
演じる女優・アヌシュカさんは、スーパーモデル並みの長身で、群舞の美女達と頭一つ違う。
むちゃくちゃ映える!
そして、高飛車と思われがちな彼女だけど、大国の最高権力者にも屈しない強さと、民には優しい面もある。
王族とは、民のためにある、という価値観は、国母シヴァガミやバーフバリとも共通する。
身分を隠し「愚鈍で家から追い出された哀れな男」として現れたどこの馬の骨ともしれない男に情けをかけ、本質を見抜いた洞察力もある。
めっちゃイケメンで文武両道、独裁者となったバラーラデーヴァには一瞥もくれず、バーフバリの死後口説かれても、彼を拒絶し、過酷な幽閉生活を選んだ高貴さ。
25年の幽閉生活で、ひたすら小枝を集め、国王をここで焼いてやる!という執念を燃やす…
完全版を観て、「伝説誕生」を観たら、改めて彼女の心情に寄りそえた。
「伝説誕生」の完全版も、早く~!
もしかしたら、「ストーカー」と言われる主人公の見方も変わるかもしれないし!
鼻輪w
そこに行ったかw
インドやペルシャではああいうアクセサリーがあるんですよね。
日本人にはびっくりだけど…
弓のシーンは鼻の下の一個だけですが、着飾ったシーンはもっといろいろつけてて、絢爛豪華です。
ほやさんの日記では過去最長の記述ではないでしょうか?
マウススクロールしてもしても文が終わらないww
どれだけ「バーフバリ」に入れ込んでいるのかということがよく分かります
映画は予告でしか見たことがないので「デーヴァセーナ」で検索
ふむふむ、ネット上でもヒロインは好評のようですね
よし、どんな人が見てみようと画像を拡大クリック!
えっ!、
「このヒロイン【鼻輪】をしてる・・・」
ええぇぇぇぇぇっ
確かに素は綺麗な方なんですが、鼻輪はちょっと・・・
ヒロインに恋されたほやさんには申し訳ないですが、私には無理っす(汗)
でわでわ~