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政治: 対立の怨念を越えられない民主党


政治:    対立の怨念を越えられない民主党
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o/52316738.html    #政治

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こんにちわ。呟き尾形です。

 本命海江田氏の下馬評出していたわけですけど、私の下馬評では、穴馬当選しちゃいましたね。
民主党代表選 2011年8月 下馬評
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o/52310288.html

 とりあえず、妄想マニフェスト復古という海江田氏の3党合意無視という選択がなかったので、国会運営は明るい見通しがあったとは言えるでしょうし、個人的には、自分の下馬評が外れてよかったといえばよかったです。



 投票は1回目の投票では過半数を獲得する候補がいなかったので、決選投票となったわけですが、この流れがなんとも民主党の結束のもろさというか、結束の亀裂が浮き彫りになったといえるでしょう。
 1回目の投票では、
 海江田氏 143票(36%)
 野田氏  102票(26%)
 前原氏  74票(19%)
 鹿野氏  52票(13%)
 馬淵氏  24票(6%)
 でした。

 一見これを見ると、海江田有利にみえますが、2回目の投票は


 野田氏  215票 (54%)
 海江田氏 177票 (46%)

 という、野田氏が過半数とはいえ、拮抗したものでした。

 野田氏は、結果として、敵の敵は味方とばかり、前原票と鹿野票の票をうけた形になっていると見えてきます。

 つまり、海江田氏は、小沢派と鳩山派の代理つまり、親小沢票
 対する野田氏は、小沢氏と距離を置く前原氏、鹿野氏の票を得たわけですから反小沢の票だということになります。

 これは何を意味するかといえば、やっぱり民主は2つの親小沢に対して、小沢包囲網としての反小沢連合があるという構図があり、奇しくも、野田氏が「怨念 (おんねん)を超える政治を」といいながらも、小沢の息のかかっている奴よりも、そうでもない奴へという票の流れがあったと考えられ、反小沢という怨念が 野田氏を代表にのし上げたということになり、親小沢vs反小沢という構図がより明確になったと見えてきます。
 そんな中、新しい代表に選ばれた野田氏は、党内の親小沢と反小沢の調整とねじれ国会の政党間の調整という2重の調整が迫られるでしょう。
 それに加え、外交、東日本大震災の被災地の調整もより調整の複雑化していくわけです。




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