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薬に頼らず食事で病気を予防 No.3


薬に頼らず食事で病気を予防 人気漢方店店主が教える症状別食材と食べ方

 
肩こりの養生レシピ
 

 肩こりは血行不良によって起こるものと漢方では考えられている。

血行不良の原因は、ストレスや眼精疲労、暴飲暴食、冷えなどさまざまだが、いずれにせよ、血流が滞り、体内に老廃物がたまった状態。

特に、油っこいものや味の濃いもの、生もの、体温より冷たい食事は控えた方がいい。

おすすめは「にらのおひたし」。

にらには、血液をサラサラにし、体を温める作用がある。

<作り方>

 煮立った湯に、にら適量を入れてさっとゆでる。水気を絞って適当な長さに切り、たっぷりとかつおぶしをかける。

しょうゆをかけると塩分が高くなるので、かつおぶしで、旨みをアップさせていただこう。

ほかにもこんな食材が

■小松菜

 血液をサラサラにし、体内の余分な熱をおさめてくれる。

■玉ねぎ

 体を温め、血液をサラサラにして巡りをよくしてくれる。

■らっきょう

 血液をサラサラにする効果がある。112個を目安に食べよう。

(豆知識)

 ストレスが多いと、血流が悪くなり、肩こりになりやすい。

解消するには、深呼吸もおすすめだ。

便秘の養生レシピ

 漢方でいう便秘は、熱がこもったり、あるいは冷えてエネルギーや血が不足するなどして、胃腸の働きが悪くなって起こる。

「柿」には、体内の余分な熱を取って、潤す働きがあるので、便秘の時におすすめ。

特に温めて食べると効果が上がるので、トースターで皮がパリッとするまで焼いた「焼き柿」にしてみよう。

二日酔いにも効果があるので試してみて。

<作り方>

 熟した柿のヘタ部分を横に切る。皮と果肉の間に軽く切り込みを入れて、トースターで約10分焼く。

ほかにもこんな食材が

■きゅうり

 体にこもった余分な熱を冷まし、潤いを与える作用がある。

■にら

 腸内の老廃物を排出して胃腸の働きを整え、消化を促進する。

■しめじ

 腸内環境を整えて便通を促す。血を補う作用もある。

(豆知識)

 市販の便秘薬には習慣性を持つものもあるので、安易な使用は避けること。

便秘が気になる時はまず、加熱した野菜をたっぷり1週間食べてみよう。

頻尿の養生レシピ

 漢方で「腎(じん)」は、生命力の源と考えられており、加齢とともに「腎」の機能が弱まると、尿を止める力も弱くなるとされる。

それが頻尿や尿もれの原因に。

対策としては、「腎」を活性化させる食材を摂ること。

おすすめは「ぎんなん」などの木の実だ。

焼いてもいいし、炊き込みご飯にしてもよい。

とにかく温めていただこう。

<作り方>

「焼きぎんなん」は、殻ごとフライパンで炒る。

「ぎんなんの炊き込みご飯」は、炊飯器で米を炊く時に殻を取った実を入れ、だし汁や酒、塩などで調味して一緒に炊く。

ほかにもこんな食材が

■栗

「腎」の力を活性化させる。老化による筋肉の衰えに◎。

■くるみ

「腎」のパワーを補う働きがある。喘息や冷えにも有効に働く。

■くこの実

「腎」の機能を高め、老化を遅らせるなどの働きがある。

(豆知識)

 冷え症の人は頻尿になりやすい。普段から体を冷やさないように心がけること。

カイロを腰に貼ったり、足湯もおすすめ。

冷え症に効果のある食材も併せて摂ろう。

教えてくれたのは…

ミドリ薬品漢方堂 三代目店主 櫻井大典(だいすけ)さん/国際中医専門員。

漢方関連のツイッターが話題。

主な著書に『体をおいしくととのえる!食べる漢方』(マガジンハウス)など。

イラスト/うえだのぶ

※女性セブン20191128日号

 

 




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