Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


いちはぜん、ぜんはいち。

ブロックス・シュミット―石の剣3 ささやかな日

ジョエルは、明くる朝ベットで目を覚ました。

ボロの布に、ボロの毛布。

気温小肌寒い秋のウォルシュタットでは、
この小屋ですら寒く感じられた。

というのも、最近の大陸の旅では
小屋のような宿屋続きなのである。

首都に行けばもっと石造りの大きなのに
出会えるが、

いかんせん地方ではあばら家が限...

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ブロックス・シュミット―石の剣2

アリスは、夕飯を食べながら言う。

「ねぇ、ジョエル、剣が床に引っかかってる」

アリスは笑いながら俺の剣を指さした。

鞘に入った細身の剣はテーブルで動くたびに
それに合わせてコツコツ鳴っている。

「いいんだよ、別に」
俺はふてくされて言った。

「化け物が床を鳴らすより…&hel...

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ブロックス・シュミット―石の剣 1

遠い昔、遥か広大な大陸で―――



ジョエル・ステニスは剣をしごいていた。

傍らには、魔法使いのアリス・クエデッサ―。

もう一人となりには、見習い僧侶のシンディ・クレンス。

向かいには、ムーサ・ミヒャエル―商人で、薬の扱いには長けている―。

そして、それを見守るドン・レガンド、&ldquo...

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【読み切り】 真夏のストラグル

今どこにいるんだよ―――。

―――隣だよ。




はっ……。

目が覚めた。隣では女子がにぎやかに会話している。

「ねぇ~聞いて~、ユウヤの寝顔ってさぁ~」
由香が楽しそうに言う。

はいはい。こっちは楽しくありませんよ~、と。



「神谷」
女の子が冷静に言った...

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幻影の林檎6

午後4:20―――

帰る道すがら、
アヤはユウトのことや
友達のこと

親のことや
学校のことなんかを話した。

3人とも同じクラスだけど、

ユウトは別のクラス。

一人で寂しくないかな、
とちょっと気になったりするけど

あの子はあの子で強いから。

やや長めの髪に、

まるでラピスラズリかタ...

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