ニコッとメイク講座【中級編・後編】
- カテゴリ:きせかえアイテム
- 2010/08/20 20:39:32
ニコッとメイク講座中級編も後編です。
一応中級と書いてますが、
最後はちょっとニコっとのメイクから脱線した話になりそうなので
実質これが一旦最終回になるかと思います^^;
初級編を書いた時に青シャドウがケバくなるという
ご意見とそれに関する質問を頂いたので
色々と私なりにアイシャドウアイテムについて考察してみました。
・そもそもアイシャドウの役割って何なのさ?
アイシャドウはチークや口紅とは違い血色を補助するのが主な役割ではなく
アイ”シャドウ”という名前から分かる通り
その役割は目の周りに陰影を付けてメリハリを付け、
彫りの深い顔立ちに見せる事にあります。
故にチーク等とは違い本来自然な状態で顔にないはずの
青や紫、緑といった色を使う事が可能なわけですね。
ただ、可能とは言え似合わない色を使うと途端にケバくなったり
下手をすれば殴られた痕に見えるので注意です。
ただ青や紫は勿論の事、ピンクやオレンジも
似合わなければ腫れぼったくなったりするので
ピンクやオレンジ等の暖色系を使えばいいってわけでもないですよ?
最近の傾向としてオフィスメイクやヌーディメイク等が流行っているせいか
ブラウンシャドウが無難色として良く売れていますがこれも同様です。
万人に無難な色など存在しません。その人に似合う色が無難or鉄板色です。
余談ですがブラウンメイクを流行らせたのって安室ちゃんだと勝手に思ってますw
彼女はブラウンメイクが映える人ですからね。
っと、失礼ニコッとメイクからちょっと脱線してしまいましたね。
・ニコアバターは日本人顔?
以前青シャドウに関する質問を受けた時に、
あくまでも聞いた話として青シャドウは日本人より外国人の方が似合うのでは?
という話をチラっとした事がありました。
それが定説として存在するわけではありませんが、
それが本当だとしたら何故か?とちょっと考えてみます。
ニコットさんがいつおっしゃっていたかは忘れましたが、
ニコは絵本のような雰囲気と共に日本的な~とおっしゃっていた気がします。
言われて良く見ればなるほど、洋風も似合いつつも
確かに案外アッサリし感じで日本人好みのテイストの顔立ちをしています。
青シャドウが日本人には難しい説が仮に本当だとすると、
ニコアバが日本人的な顔立ちをしている事も関係しているのかも知れません。
ただ、これはあくまでも仮説です^^;
・同色相環上における青の位置づけ
初級編で余談としてお話しした色相環に関するお話です。
色相環と聞いてとりあえず大半の人が思い浮かべるのはビビットトーン、
つまり原色の色相環だと思われます。
ただしあれはあくまでも無数に存在する色の中でビビットトーンの部分の色相を
スパッと輪切りにして真上から平面的に見てる状態です。
…が、実際の所あれを横から見ると実は明度軸に対して少し傾いてるんです。
明度、つまり明るさは同じ彩度の原色同士でも
黄色に比べて青は少し明度が落ちるのです。
明度が落ちるという事はその色の方が暗いという事になります。
仮に同程度の彩度であった場合、
ピンクやオレンジより緑や青の方が暗い色になるはずです。
暗い色という事は単純に考えるとそれだけ
陰影としての役割が強く出やすいという事でもありますね。
元々それ程彫が深くない日本人に陰影を付けすぎると不自然になると仮定すると
日本人風顔のニコアバに青シャドウは少し強すぎるというのも何となく頷ける…?
・ニコっとプチ整形
先日メイクしたままサロンへ行って色々試してみたのですが、
実際の所目の形でかなりアイシャドウの印象は変わりますね。
ザッと見たところ、アイシャドウが乗るのは
ノーメイクの状態でアイホールのほんのりピンク?になっている部分らしいので
この色が変わっている部分が小さい方がアイシャドウは大袈裟にならずに済みそうです。
この辺は自分の好みと相談ですがね^^;
・色の白さは七難隠す
日本人なら誰もが聞いた事があるであろう言葉ですが、
これにはちゃんと裏づけがあります。
私も中学時代日焼けして体験済みだから分かるのですが、
日焼けすると似合う色が少なくなってしまうのです。
色を乗せる地の色が黒に近づけば近づくほど似合う色幅というのは狭まってしまうのです。
白い画用紙と茶色い画用紙(あるのか?)に色を塗ってみれば分かります。
どちらがより色が映えるでしょう?考えるまでもないですよね?^^
・色の黒さも全てを隠す
…と、言いつつ上で美白の良さを語っておきながら今回はそれを逆手にとってみました。
地色である肌の色を褐色にして明度を落とし、青の明度の低さに対抗してみました。
白い肌で明度コントラストが強すぎるなら日焼けさせて
明度コントラストの差を埋めて(少なくして)しまおうというちょっと強引な逆説論です^^;
どうでしょう?少しは青のキツさが緩和された…でしょうか?
後半は文字数制限でちょっと端折った説明になりましたが、参考になれば幸いです。
こんな字ばかりのブログをお読みいただきこちらこそありがとうございます。
パーソナルカラーについては勉強を始めたばかりで
まだ半端な知識の元に書いている為、勘違いにより
間違い等お見苦しい点も見受けられるかと思いますが、そのへんはご容赦をm(_ _)m
私も勉強中故、断言できませんがパーソナルカラーは基本的にはシーズンは変わらないみたいですよ。
ただし、加齢に伴って肌の老化やくすみ等の影響で
同じシーズン内でも似合う色幅が変わってくる事はあるようですね。
因みに私は春のビビット~ブライトトーンあたりが似合うようなのですが
高彩度の色故、もう少し年齢を重ねたら
多分これらの色では少し強すぎると感じる事になるかもしれませんね。
あと、体調によりヘモグロビンやカロチン量が変わり
稀にシーズンが変化するという説もあるにはあります。
…が、あくまでも噂レベルの話ですので本当にシーズンが変化したのか
はたまた単に複数受けたウチのどちらかが
誤診断だっただけなのかどうかは未確認ですので、あくまでもご参考までに…m(_ _)m
メイク講座とてもお勉強になりました。
ありがとうございます♪
ところでひとつ質問があります。パーソナルカラーは変化する事があるのですか?
生涯変わらないのですか?
教えてくださいね。
いえいえ、私自身はんぎょさんに言われて改めて検証してみたのですが
色々新発見や改めて分かった事等が多く楽しんで書かせていただきました。
検証しつつそれと平行しながら書いていたので、実は書いてる途中で再発見したことも^^;
明度コントラストの他にも青と茶色は他にも理由がありそうなのですが…
文字数の都合上書きそびれてしまいました^^;
あくまでもくりすなりの考察なので全てが正しいとは限りませんが
個人的見解の読み物としてお楽しみいただければ幸いです♪
>天王寺mio様
似合う色幅が狭まってしまうのはどうしようもないですよね><
ブロンズ肌のゴージャスメイクってのもステキだと思いますが…。
もともと色黒なんで似合う色が少なくて(/_;)
確かにアイシャドウは、「シャドウ」なのですよね。
アバの顔立ち、プチ整形のいろいろな目との相性など、面白かったです。
また、リアルで、色の黒い方が、青いアイシャドウが似合うことが多いと思っていたのですが、明度コントラストの差が小さいということなのですね。
目からうろこでした。
明度と彩度の違いもわかっていなかったので、大変勉強になりました。
お世辞抜きで、とても楽しかったです。