Nicotto Town



ちょと人目を避けて、誰でも伝言版に隠した話の続き

ピカソ美術館の人だかりを掻き分けて、サングラス無しではいられない強い日差しの中を

とにかくクラクラしながら、バス停まで辿りつくと、そこにはマンションの管理人がいた。

バスに乗りマンションに着くと、管理人があいさつしたので、思い切って、

あの出来事を見たか尋ねてみた。

マンションとはいっても、広大な敷地を贅沢に使い、芝生の庭園が広々と開け、

住人用のプールがある、リゾートマンションなので、イギリスからの泊まりが多い

マンションの管理人なら、英語が通じるだろうと思ったのが、間違いだった。

出来事を知らない管理人が話を聞きたがったので、

人がバルコニーからfell down (落ちた)んだって、ゼスチャー付で言ったら、

すっごく考えたあげくfly?と聞くので、う~ん違うけど通じたのかなとうなづいてみた。

ニースから、flyしたのか?と訳わからない質問になり、マンションの通りがかりの住人達にも

英語がわかるかと、その都度聞くので、私は事件を何度も何度も繰り返さなければならなか

った。あきらめた私は、多分テレビニュースでやるから見てと立ち去ろうとしたら、

ザッザッと複数の足音が!え~っ!なんと、管理人も住人達もぞろぞろついてくる!

今からテレビやるんでしょ?と彼らは、私の部屋で見るつもりらしい!そんなアホな~!

英語とフランス語のちゃんぽんで、何とか建物の入口で食い止め、さよならした。

翌日、洗濯物をテラスで干していると階下からは、住人達がみんな手を振って挨拶をする。

どうやら、事件現場に居合わせた外国人として、有名になったらしかった。

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2010/11/06 07:08
北海道の風土は北欧やカナダとよく似ているので、写真を北欧やカナダの友達にみせると、日本ではない、これは自分の国の風景だ、なんてよくいわれますよ。

プロヴァンスは乾燥はしていますが、基本は緑豊かな土地です。明るい太陽に、いろんな花、果物、もちろん野菜やハーブも豊かなところです。
昔はローマ人の保養地、いまもイギリス人やドイツ人などのあこがれの土地です。人柄が温厚で、食文化の豊かな、素晴らしい田舎ですね。
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2010/11/05 10:48
KEIさん、コメントありがとうございます。

KEIさんの住んでらっしゃる、緑豊かな所に比べると、

プロヴァンスやコートダジュール地方は、赤土と乾燥に耐えられる木々の風景なので、

その違いにどんな感想を持たれるのでしょうか?

主人は緑豊かなドイツに仕事で行くと、ホッとすると言っています。

私は、宿泊したドイツのお城自体は好きですが、街中で見慣れないアジア人に興味がありながら、

チラ見してすぐ目をそらし、こちらが挨拶をしてもビクつかれる田舎より、

家の近所じゃなくても、知らない者同士が笑顔で挨拶しあえ、困ってると

みんなが集まって助けてくれる、陽気な南フランスの田舎が気に入っています。

でも、遊びで行くのと、仕事で接するその国の人々の気質や仕事ぶりは全く違うので、

私のはお気楽な見方なんだと思います。 また色々な国の話を聞かせてくださいね。



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2010/11/04 20:35
言葉が通じないと・・・ほんとにたいへんなことになってしまいますね。

通じないだけでなくて、別の意味になってしまって、笑うに笑えない状況に・・・

でも、「有名人」になれてよかったのでは、、、みんなから認められたわけですから。

フランスの若い人はだいたい英語で大丈夫なんですが、年齢の上の人はイマイチですね、たしかに。

(これからは、フランス語もすこし勉強されたら一番いいのかも)



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