Nicotto Town



鵯越の逆落し


今回の目玉が、背負う馬だったわけですが

馬を背負うといえば畠山重忠なわけですよ!

時は源平、場所は一の谷。

義経率いる源氏は、平氏へ奇襲を掛けるべく一の谷の上へ出る。

しかし、そこは急な崖。上七八町は小石交じりの白砂。

そしてその下は十数丈の苔むした絶壁。

さすがの武蔵武士たちも目を見合すのみです。

屏風のような急な断崖、これじゃいくら丈夫な馬だってとても無事ではすまない。

重忠は乗っていた馬 三日月 を労わり、

手綱と腹帯を合わせて大馬を自身の背に十文字に結び付け、椎の木を折って杖にして、

岩のはざまを降りていった。

この人間業とは思えない振る舞いに、諸将は舌をまいて驚愕した。

そして号令と共に次々に崖を降り城郭に乱入したため、

不意をつかれた平氏は敗走し海上に逃れていったのでした。

まさに「気はやさしくて力持ち」の兵だったといえるだろう。



さて人間が馬を背負うそんなことが可能なのだろうか?

「源平盛衰記」によれば、三日月の体高は4尺7寸。

およそ142cm、現在のサラブレットと比べるとかなり小柄です。

馬体重も恐らくは300kgぐらいかと推測されます。

鍛え上げられた肉体ならば、可能だったかもしれませんねw

とんでもない怪力には違いないですが・・・。



孤城落影 十万余騎の 肝驚かす 逆落とし
愛馬三日月 がっきと背負う 武勇無双の 畠山
鹿もたじろぐ 切り立つ崖を 馬を肩にし 降りんとす
武勇無双の 重忠公が 鵯越の 逆落とし
峻しい峪より 背負いて降りし 豪傑重忠 一の谷
智将重忠 源平絵巻 鵯越の 逆落とし

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2011/02/22 01:51
300kgww
馬を担いでしまえるのならば、さぞかし素晴らしい筋肉だったのでしょうね^^
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2011/02/20 23:20
300㎏Σ( ̄□ ̄;)
そんなの背負ったら潰されそうです(@_@;)

それにしてもなんで白馬に乗られた王子様になっちゃったんですかねぇ(・.・;)
今回のガチャw
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2011/02/20 12:27
ちょっぴりお勉強になりました☆
歴史は苦手なので。。。(^_^;)

これを読んでいると、この白馬ちゃんその為の物なのかな?と思えてきちゃいました。
300㎏近くの馬を背負うのは至難の技。。。
それだけ、一緒に戦い抜いた馬への愛情もあるのかも知れませね。。。
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2011/02/20 11:26
そういえば昔の馬は・・と言うか、日本の馬は小さかったんでしたね。
…しかし見る度に、馬の足を肩に引っ掛ける必要があったのか疑問ですがw
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2011/02/20 01:26
あらら・・カエの嫌いな歴史物。 恭介さんの文章でなら読めちゃった!w
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2011/02/20 00:16
今回の黒ガチャの馬はおもいっきり人間にもたれてますよねえw
ニコのアバだからこそ背負うことができるのでしょうが・・
300kgは重すぎますww
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2011/02/19 22:22
伝説の多くは 美談ですね♫

おとなしく背負われた馬との信頼関係が良いなぁ✿(。◠‿◠。)

…あ、自称:釣りガールですw  こんばんは☆
雪玉~~ さっきやっとこ、2個目です(。´・・。)ふぅぅ。。

テンコちゃん♡LOVE♡  …なので
イマイチ、盛り上がりませ~~ん 

  …なんちてww(=´Д`=)ゞぅは
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2011/02/19 20:26
馬を担いだのですか!
凄い怪力ですね~(@△@;
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2011/02/19 18:00
ひよどり…言葉とだいたいの意味は知ってましたが、
そんな細かいところまでは知りませんでした;
ポニーくらいの大きさかなぁ? それにしても凄いなぁ



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