Nicotto Town


みんみの日常


゜・*:.。.✿.雛祭り物語.✿.。.:*・゜


゜・*:.。.✿.雛祭り物語.✿.。.:*・゜
★登場人物 ★
~雛家三姉妹~
緑姫(みどりひめ)・・・雛家の長女。しっかり物で面倒見が良い。

白姫(はくひめ)・・・雛家の次女。すこしわがままな所あり・・・?

桃姫(ももひめ)・・・雛家の末っ子。おっちょこちょいなところがある。

~家族~
母・桃桜姫(とうおひめ)・・・国を治めている。雛家三姉妹の母親。

その他にも色々・・・登場します!

✿お話
「いったいどこへ行くのかしら・・??」
「そうですわね・・桃姫は大丈夫なのかしら?」
心配そうに桃姫の後を付いていく緑姫と白姫。
「大丈夫、大丈夫!このお人形さんについていけばいいんだから!」
「・・本当に大丈夫なの?」
やはり、心配な物は心配だ。

人形が金箔で塗られた立派な門を開けると。
「ここが、私達の住んでいる国です。」
といい、中に入って行った。
桃姫の後に続き、緑姫と白姫が門を開けてはいる。
「・・とっても、ステキな場所ですわね^^」
「私も姉様と同じですわ。」
「あ、でも、お人形さんになぜここへ連れてきたのか聴かなくっちゃね!」
ポン、と桃姫が手をたたくと人形の方へ向かっていき、「何故私達を呼び出したの?」
と聞いた。すると・・
「私が貴女達を呼び出したのは、貴女たちがいずれ治める国を今よりもよりよく
 してほしいからなのです。」
人形が一つおじきをしていつの間にか目の前に現れていた聖書に手を伸ばす。
「これが、1000年後の〝2011年〟の世界を予言した物です。」
「1000年後の・・未来?」
どうしてそんな物がここにあるのか。というような表情を浮かべながら聖書に手を伸ばす
緑姫。ぱらぱらと開くと、確かに今日、3月3日の日付のページが現れた。
「これは・・不思議ですわね、姉様・・」
不思議そうに見つめる白姫をよそに、桃姫がそのページを読み上げる。
「えっと・・今日、3月3日は女の子の日と証し、雛人形を飾り美しい食物と
 桃の花で家を飾りそして自分の厄を入れた人形を川に流し、一年の厄よけをする。」
「その通りです。桃姫様、白姫様、緑姫様。彼方達はぜひとも今よりも国を
 活性化してもらうために、この事々の決まりを作って下さい。よろしくお願いします――」
人形がそういい終わらないうちに辺りは白い光が輝き始めて――


「はっ・・ここは・・・御殿の寝室・・・」
緑姫が最初に目を覚まし後の二人を起こす。最後に目をこすりながら桃姫が起き、
三人は始めて皆同じ夢を見たことを知る。しかし、アレが夢とは思えない
緑姫たち三人は、早速桃桜姫に伝える事にした。


「そう・・・そんなことが・・・」
桃桜姫が緑姫の話を聞き終えるとこんな事を提案した。
「では、こうしてはどうかしら?自分の厄を入れた人形を「代理の人形様」として
 「お代理様」そして、雛家の人形として「雛人形」そしてこれらを美しく飾り上げ
 美味な食物で楽しいひと時を過ごす。どうかしら?」
ここぞといわんばかりに
「お母様ぁっ!それ、とってもいい提案ですね!今すぐ実行しましょーっ!」


こうして、今の雛祭りが出来上がったのでした。
おしまい、おしまい!

・・え?これはフィクションかって?それは、貴女方のご想像におまかせします^^
それでは・・・また来年も・・?

~雛祭り物語 終わり~
(今日は緑姫コーデです^^)





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