星を継ぐもの
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/03/04 23:33:04
っていうタイトルの本を読みました。
新聞の書評で褒めてたので。
「サイエンスフィクションです」、なんてわざわざ解説に書いてあったけど、
「2001年宇宙の旅」みたいなハードSFです。
月で宇宙服を着た死体(とりあえずチャーリーと名づけれられる)が発見され、
調査の結果、5万年前に死んだものだとわかったことから、次々と話が展開します。
数学、物理学、生物学、言語学などの専門家チームがそれぞれ研究し、
なぞにせまっていくわけですが、
すべての結果を主人公が統括し、仮説を立てていく様子がおもしろいのです。
物理関連の説明はさっぱりだったけれど、
チャーリーがメモ魔だったらしく、彼とともに発見された彼の手帳の解読が進むにつれ、
明らかになっていく5万年前の出来事が驚きでした。
また主人公が実際に月に行って、チャーリーが死ぬ前にみたと思われる同じ光景を見るシーンはとても印象的でした。
結末は非常に驚きで、
でも突飛ではなく納得してしまうオチだったことに、驚いてしまいました。
もしかして、一部フィクションじゃないかも、と思ってしまうほど説得力がありました。
しかもこれは1977年に書かれたものらしいので、またまたびっくり。
おそるべしホーガン(著者)。
はい、あとがきで巨人3部作について言及がありました。また予約して読んでみようと思います。
実は「黒い家」読んで怖かったくせにISOLAも読んでしまった私。
「新世界より」はそんなに怖くなさそうなので、これもまた予約してみます。
人気ありそうなので、手元にくるのは半年後かも^^;
美愛さん、そうなのです、進化しまくってたのですよ。
でも、生物学的に地球の人類と同じ進化をたどった、まさに人間だったのですよ。
これが最大の謎のひとつなのです。
うう、ネタバレしないようにこの感動を伝えるのは難しいですね。
面白そうな本ですね♡
5万年前に宇宙服、とても進化した星だったのかと
目がキラキラしてしまいます(爆)
ハードよりゆるりほっこりな物語
小さな宇宙人アミは大好きな本のひとつです♡
これもなんだか不思議なお話ですよ♡^^♡ノ゙
黒い家は怖かったです;
同じ著者だと知らなくて読んだんですよ、「新世界より」
SFで、怖い、よりはドキドキハラハラって感じです(^^)
あさのあつこさんのNo.6な感じで、町が何か隠してて、
主人公たちが偶然その秘密を知ってしまったことから、すべてが狂い出すんです…
「星を継ぐもの」、おもしろそうです!!
もう中3で図書室行けないので、近所の図書館でも探してみようかな…
ホーガンは私の大好きな作家さんです。
昨年、まだ69歳で亡くなられたことが残念でなりません。
「星を継ぐもの」がお気に召したのでしたら、ぜひ続く「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」も読んでいただきたいです。
「巨人3部作」と呼ばれるこの3冊は、それぞれ完成度の高いお話ですが、それが最後に一つに収斂した時の感動は筆舌に尽くしがたく、しばらく震えが止まらないほどでした。
お時間と機会がありましたら、ぜひ!
今度図書館んで探してみます♪
だいぶ前の本だから置いてないかもしれんけど^^;