一つの花
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/08/21 23:59:59
コスモスを見ると思い出す一つの話。
育ち盛りの小さな女の子ゆみ子はいつもお腹を空かせていて
食べ物を欲しがる度にお母さんが
自分の分を「ひとつだけね」と言って分けてくれるので
お母さんの口癖を覚えてしまった。
ある日、戦争に行くお父さんに作ったおにぎりを駅に送り出す途中に
「ひとつだけ…ひとつだけ」と言って結局全部食べてしまい
それでもまだおにぎりが欲しいと愚図る娘に、
お父さんはひっそりと咲いていたコスモスを手渡して出征していく…というお話。
内容はよく覚えてるのにタイトルが思い出せないのでぐぐってみたら
結構同じようにタイトル思い出せないとや
Yahoo千恵袋とかで質問してる人がいましたね^^;
「一つの花」というタイトルでした。これですっきりw
「ちいちゃんのかげおくり」はそのものズバリ、
作中のキーワードになっているかげおくりがタイトルに入ってるので
結構タイトルも未だに覚えてるんですけどねえ…。
しかしこのお話って何か子供心にモヤッとするお話でした。
身体が弱いお父さんが出征するからとかき集めて作ったおにぎりを
全部食い散らかすとか…(´・ω・`)
それだけ貧しくて皆が餓えていた時代とは言え、
まだ殆んど言葉も喋れないような小さい少女が
おにぎり数個完食した挙句まだ欲してるとか
どんだけ大食いなんだよ!!ゆみ子!!
…とか思わんでもないお話でした^^;
いや、戦争の悲惨さとか終戦しても尚根強く残る傷跡とかが直接的じゃなく
ほんのりと分かるお話としては優秀だと思うんですけどねw
おぉ♪知ってますか!!ヽ(´-`)ノ
我々の世代なら一度は習ったであろう、戦争の悲惨さを説いた代表格ですよねd(。ゝд・)
調べてみたらこれ、4年生と3年生で習うらしいです。
…って、ことは今の子もこれ習ってるのか…案外国語の教科書って普遍なんですね。
えんびふらいもありましたねぇ…。
東京だかに出稼ぎに出ているお父さんがお盆か何かで帰省して
そのお土産が冷凍エビフライだったっていうアレですよね?
あれ読むたびにエビフライが食べたくなって困りましたw
自分はどちらかというとこまっしゃくれたガキんちょだったので
”こう答えれば大人(先生)が喜ぶだろうな”という回答を考えるのが得意な子で
こういうの読んで主人公はどう思ったと思いますか?とかいう問題が大好物でしたw
宗教の勧誘のお兄ちゃんの質問もこれで乗り切りましたよ、ええ(;´д`)
まあ、理系が壊滅的だから文系になるしかなかったとは言え、
今思うと嫌なガキだな…^^;
あれ、、ねぇ、、、海老フライとかも出てこなかったっけ???
エンビフリャーヾ(。`Д´。)ノデランメェ!!(←?
国語の授業って、、こういうのを読んで何かを感じなきゃいけ無いんだよね。。。
。。。。なんも、、考えてなかったなぁ。。。。。今もだけどwww。