Nicotto Town



映画2本と本1冊♪

「海角7号 君想う、国境の南」 と 「私の愛、私のそばに」 を観て、「最後の家族」を詠んだ。


「海角7号 君想う、国境の南」   2008年 台湾


ウェイ・ダーシェン監督

この映画を何故観たのか!?
それは、この映画の監督が次に撮って今公開中の映画(日本ではまだ)「セデック・バレ」に、私の心のダーリン( ´゚ω゚`):;*.':;ブッ!!安藤政信が出ているから。
で、その前のこの作品を借りたと言うわけだ。
さて、この「海角7号」とは地名を指す。
松原2丁目みたいなもんだな。
で、台湾ではミラクルヒットをしたそうだ。
1940年代の日本統治時代の「友子」と、それから60年経った現代の「友子」の話が交差する映画だ。
先の「友子」は台湾人だが与えられた日本名が「友子」。後の「友子」は日本から来たモデルだけどモデルの仕事がなく通訳までさせられて台湾に居る事に限界感じている子。
この現代の「友子」を演じたのは田中千絵。
「セデック・バレ」にも引き続き出演している。
親日だの抗日だの言われているが、そこには触れない。
感想だけ言うと、前半はこの現代の「友子」の態度が、日本人の女の子でも海外で1人で頑張って行き詰っちゃうとあんなに失礼な感じになっちゃうのか?と観ていてちょっとイライラした。
カッコいいボーカルと上手くいったら途端に大人しくなるのか?と更にイラッとした。
それに比べ、地元の人たちの優しくおおらかな事よ。
全体的に荒い。雑なつくり。
でも、心はあったまるんだな。
それは、多分、人間国宝のおじいちゃんだったりホテルの受付のお姉ちゃんだったりマラサンというお酒を売る若者だったり町会議員だったり、そんな人たちの存在が極めて愛らしく心に響いたからだろうな。
でも、監督はこの映画の大ヒットで次の映画を取る資金を作る事ができたんだから大したもんだ。
「セデック・バレ」は映画館で是非観たい。




「私の愛、私のそばに」   2009年 韓国


パク・チンピョ監督


ルー・ゲーリック病という難病に罹った主人公ジョンウを演じるキム・ミョンミン観たさでございます。
「ベートーベン・ウィルス」で惚れたので、出演作品を追いかけ中です。
実はこの映画を観る前にその次の作品、「破壊された男」も観終えておったのであった。
Σ(o>艸<o)
そのジョンウを最後まで見守る幼馴染で恋人ジスにハ・ジウォン。
ジスのお父さんに名優カン・シニル。
こういう役どころはもうピッタリですね!!ホッとしちゃう!!
6人部屋のジョンウの隣のベッドの脊椎損傷で全身麻痺の女の子ジニに、あの「アブラカタブラ」のブラウン・アイド・ガールズのカイン。
自分の人生に絶望し荒れきった心の少女をさらりと演じてました。

しかし、キム・ミョンミンssi流石です。
迫真の演技です。
くどくなく、淡々と深く、あの低めの声でもう((o>◇<))oヤダ~ン!!
しかも「ハンサムな旦那さん」と言う言葉が何度も出てくるのですが、本当にハンサム。
本当にウットリ(yωy*)ポッ♡
ああ、韓国版「白い巨搭」何とかして観なくちゃ~!!
勿論財前五郎役なのよ~~~!!(*ノωノ)キャー!!渋過ぎるわ~!!

重い内容なのですが、見惚れていたのであっという間でした。
お昼に見たのは失敗です。
瞼が腫れます。ご注意を!



「最後の家族」  2001年 幻冬舎 村上龍

この間、100円で買いました。
読んでいて、この話知ってるなぁ~と思ったら…
ドラマ化されておりました。
近藤役の岡田浩暉がカッコいいなぁ~と記憶しておりました。
私が末っ子を生んだ翌年のドラマだったのですね。
アヤヤが家族の妹役で出ておりました。
やはり、ドラマと本は違いますね。
原作は読むべきですね。
原作を読むとドラマや映画の幅や深みがぐんと広がる気がする。
心の中で。
「昭和歌謡大全集」も読んだのですが、これの映画には安藤君が出ていたので観ました。
どっちが先か憶えてないけど、多分もう頭の中でミックスされてる。
「69 Sixty nine」も同じ。
「半島を出よ」は映像化されてないのか?これ観たいなぁ~。映画には難しそうだけど、だって上下巻で長いから、ドラマだと間延びしちゃうかなぁ~、だれか作らないかな~。

家族と言う形としては崩壊したけど、人として生きる道をそれぞれに見つけたラストに救われました。
私もちゃんと自分を見詰めなおさないといけない。
いけないなぁ…


あ~長く書いた書いた。
眠い眠い。





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.