Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


熊さんに会いませんように…


ある日~♪   (ある日~♪)
森の中~♪   (森の中~♪)
熊さんに~♪  (熊さんに~♪)
出会った~♪  (出会っ…)

だめ~! だめだめだめ~!! 出会っちゃダメ~!!!

…というわけで、
今回の登山は、
熊さんと出会わないように、
杖に鈴を下げての山旅となりました。

歩いてきたのは、
東京・埼玉・山梨の県境に位置する雲取山。

奥多摩・奥秩父のエリアは
結構、月ノ輪熊が多くて、
時々登山者が熊に襲われたりします。

今の時季、地面にはドングリがたくさん落ちていますし、
冬眠に備えて熊はたくさんエサを食べておかなくてはなりません。

そのために熊も森の中を一生懸命歩き回っています。
で、熊の生育数が多いエリアの場合、
登山者と鉢合わせになってしまう確率も高くなるのです。

もっとも熊は
人間を襲いたくて襲っているのではありません。

不意に人間と出くわしてしまって、
「うぇーん、人だあ、怖いよう~! どうしよう~!!  
 もう自棄だ! 闘っちゃえ~!! ええ~い!!! バシバシッ!!」
とパニックに陥って、襲ってしまうです。    

   ほんとだもん ( ^^)   ☆\(ーー;) また口から出任せを

ですから、熊とバッタリ出くわしたりしないように、
人間が近寄ってきた気配を知らせるべく、
登山者、特に私のような一人で歩きたがる登山者は
鈴をぶら下げて、道々鳴らして歩くのです。

熊って、どうも目がよく見えないみたいなんです。
その代わり、彼らは鼻と耳で周囲の気配を察しているようです。

でも、風下から人間が近づいていった場合、
人間のにおいは熊の方に流れていきませんし、
一人で黙々と歩いている登山者は話し声を立てません。
足音もあまり大きくありません。

で、知らぬうちに接近遭遇ということになってしまうわけです。

ですから、「森のくまさん」という歌は、
起きてはならない事態が起きたにも関わらず、
そのような事態をのんきに歌っているわけで、
ずいぶんとお目出度い歌なのです。

山はちょうど今が紅葉の見頃。

そして、
人間嫌いの安寿さんは、
案の定、登山者の少ない、
でも、静かで、美しくて、なだらかで、
どこまでも森が続き、落ち葉が降り積もっている
天平尾根(デンデローオネと読みます)というコースを、
わざわざ選んで歩いたりするので、
その分、熊さんと遭遇する確率も高くなるのです…。

でも、何事もなく、無事に下山しました。

え?
安寿に怯えて、
熊の方が避けていったのではないかですって?

そんなこというと…、
ガオォォッ~!!     ☆\(ーー;) やめなはれ

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2011/11/05 01:18
>柚羽さん

そう、変な歌なんです。

そもそも「お逃げなさい」というなら、出てこなければいいじゃない。
バッタリ出会ってしまっても、自分の方からさっさと離れていけばいいじゃない(笑)。

そもそも落としたイヤリングなんて、生命の危険の前にどうでもいいじゃない。
この熊も「逃げなさい」なんて言っておきながら、
なんで、のこのこ追いかけて届けにくるのよ!(爆)

なんだか展開が馬鹿らしくって、
この馬鹿馬鹿しさゆえに、好きな曲でもあったりします。

実際の熊はとてもシャイで、
見ようと思ったって、見られるものではありませんし、
見ない方、出会わない方が、人にとっても熊にとっても幸せです。

「出会ってはいけない二人が、運命の悪戯で出会ってしまった。」

こういう展開のドラマは、大概不幸になるのです。
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2011/11/04 23:52
 森のクマさん、逃げたらあとから追いかけてくるんですよね〜。

 落としたイヤリングを拾って届けようとしてくれてるわけですが、追いかけられてる
方はかなり恐いですよねw

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2011/11/04 19:35
>沖野さん

グッチ裕三のメドレーだったのね。

NHK『みんなの歌』の「森のくまさん」は懐かしいけど、
グッチ裕三のは初見です。

「森のくまさん」は、
変なストーリー展開で、
まったく話の辻褄が合わないんだけど、
最後で強引にみんなが仲良くなってしまう予定調和の嘘くささを
まったく気にせず歌い上げてしまっている。

ここが、この歌の末永く愛されている由縁ではないかと思うのですが…。
「もうむずかしいことなんか考えず、終わりよければすべてよし。
 結果がすべてよ。それでいいじゃないの」

政治は結果責任と言いますが、
結果を出せば何をしてもいいのか、
…と思わず、どこかの国の政治を重ね合わせたくなる。

そんなことをつらつら思い浮かべる私の神経衰弱も
この頃ますますひどくなり、
上部内視鏡検査(胃カメラ)で胃潰瘍を指摘されたのも、
それが遠因ではないかと…。

       ☆\(ーーメ) 他人のせい、政治のせいにしてはなりませぬ。

最近、夏目漱石の胃弱が移ったかのような憂鬱な気分です。
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2011/11/04 19:19
>鳩羽さん

熊に対して
「お前が危険なんじゃろうが」と
思わず☆\(ーーメ) 突っ込みを入れたくなる歌でした。

あの熊、はっきり言って変態&ストーカーです。
「お逃げなさい」と言っておきながら、
後からのこのこついてくるな!(笑)

お嬢さんも最後に一緒に歌ったりするなあ! 
それがストーカーを付けあがらせるんじゃ!!(爆)


「人間嫌い」

単純に私は、
わざわざ山の中まで行って、
人間がうようよしているのを見たくないだけです。

ところが最近、
中高年の登山ブームで、
どこもかしこも人だらけ。

登山道の落ち葉も
すぐに踏みしめられて、
細かくこなれてしまっています。

なので、私は、
落ち葉がまだ踏みしめられていないだろうルートを探し当てて登山計画に組み入れ、
実際に歩いて行くのです。

ですが、
あまりに落ち葉が踏みしめられていないのも、
それはそれで、ちょっと困ってしまうのです。

今回の登山もそうですが、
落ち葉が大量に降りしきった後は、
登山道が落ち葉で埋もれてしまいます。

特に今回歩いた天平尾根という平坦な尾根道になると、
あらゆる方向へ登山道が続いているように見えてしまい、
注意して歩かないと登山道を見失ってしまうのです。

進むべき道を見失っている安寿には、
とてもお似合いなルートなのですが、     ☆\(ーーメ)
このような場所は、
登山道につけられた小さな目印や、
辛うじて残っている人が歩いた跡を見つけながら
慎重に歩いていかないと本当に道に迷ってしまいます。

だからまた、登山者の少ない場所でもあるのですが。

でも、真っ平らの尾根、
ブナやカラマツに包まれた森の中、
ふかふかの落ち葉の上で30分ごろごろしていても
誰にも会わない。

私は金銭面ではいつもビンボーですが、
時間・空間の過ごし方では
とても贅沢なのではないかと思うことがあります。

お裾分けしてあげたいのですが、
こればかりは一人で歩いて初めて得られるものなので、
なにとぞご理解のほどを。

ちなみに、
今回のおみやげは、
登山道で拾ったどんぐりです。

このようなおみやげは、
その価値がわかる人とわからない人を如実に選別するので、
その人の性格や価値指向性を測る
ちょっと怖いおみやげでもあったりします。

誰にあげようかな~  ☆\(ーーメ) 他人を試すでない
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2011/11/04 17:58
森のくまさん……ずいぶん懐かしい歌。
たしかこれだったわね。メドレーの3曲目。

http://www.youtube.com/watch?v=YdHkxdPNFPY

懐かしいわ~(笑)
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2011/11/04 16:36
♪お嬢さん お逃げなさい♪とか、呑気に歌うあの曲ですね。
熊に言われたくない・・・と幼心に矛盾を感じましたわ。

出会わなくて良かったです。
美しい自然は時に、独りで堪能したいことがあります。
そんな時(語弊があるかもですが)、人間が妙に目立って見えてしまって
げんなりすることがあります。人間嫌いとはそういう感じでしょうか。



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